2020年9月21日〜22日 No.1301

瑞牆山(奥秩父)  Page1

【行程・登山者】

【9月21日】
前日にみずがき自然公園に入り車泊。初日はマルチルート「山族79黄昏ルート」
【9月22日】
不動沢正面壁
【登山者】佐藤、本間、隊長
【撮影機材】Lumix TX1、GoPro7

【概要】

瑞牆山は4年ぶりだった。廻り目の駐車場が満車で入れず、急遽、小川山から瑞牆山に転身した。想定外だったので登攀の準備は出来ていない。春からのコロナ禍でクライミングから遠ざかっていて、中、上級者向けの岩場は厳しい事は予想されたので、これまでによく登っていたマルチルートをやることにした。「山族’79黄昏ルート」今回、平均年齢六十代後半の我々にとってふさわしい黄昏ルートだ。記録をたぐると過去に3度登っていたので甘く見ていたが、4年間のブランクは大きかった。
YouTube動画 → https://youtu.be/AA3UEIrBGYY

みずがき自然公園

小川山からみずがき自然公園に移動し車泊した。芝生のテント場は車とテントで混雑していた。何度も来ているが、こんなに混雑しているのを見るのは初めてだ。コロナ禍でファミリーキャンプが盛んになったようだ。6時に食事して、6時半くらいに出発した。
瑞牆山
十一面岩左岩稜末端の岩壁
八ヶ岳
十一面岩、今日は左を登る
錦秋カナトコルート
よく登った大面岩
ベルジュエールにアタックするパーティー

1ピッチ目 5.9 30m

記録を見るとこのルート「山族79黄昏ルート」は4度目だった。かなり記憶が薄れている。ルート写真を参照
大テラス正面右がスタート。フェイスのプロテクションはリングボルト。トラバースしてコーナーのクラックに移る。コーナーが使えるので登りやすく、プロテクションは#4、#5と比較的大きなカムが必要。久しぶりのクラックだったので、緊張で息が上がった。徐々に感覚が戻っていくと思うが、最終ピッチまでリードできるのか不安になった。
1ピッチ目
フェイスを左上する
コーナーのクラック
イワショウブ
入りすぎると手がなく抜けにくい
1ピッチ目

2ピッチ目 5.10d 25m

ルート中の核心でもある。5.10dのフェイスはかなり難しい。何度もアタックしているが、登れそうで登れない。この上の宴会テラスが2ピッチ目終了点。
2ピッチ目の核心フェイス
フェイスは苦手ではないが、久しぶりで腰が引けている