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■大烏帽子山(熊野)  2020年5月17日 No.1283
〜季節の山の取材で七里御浜の展望を見ながら周回〜
【行程】
紀宝町ウミガメ公園7:55〜平見登山口〜担い石9:40〜10:00大烏帽子山11:20〜上野登山口12:50〜ウミガメ公園13:45 累積標高350m 歩行距離10km *コースタイムは撮影、展望の回復待ちなどが含まれる

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概要 今回は海が見える山がテーマで企画が通り8月号で大烏帽子山を紹介する。ロケーションは申し分なしで、吉野熊野国立公園七里御浜があり、世界遺産熊野古道伊勢路が通っている。この山は以前、三重県の山で紹介してほしいという登山者からの要望で数年前に調査している。海が見える山がテーマ なので、展望の良い尾根縦走コースを取材した。

道端の花を見ながら平見の登山口をめざした。テイカカズラ、卯の花、スイカズラなど、初夏の花が盛りだ。田んぼにアオサギがたくさんいた。食料が多いのか、大型のサギの狩り場になっている。ホオジロが飛び回っている。ミカンの花は咲き終わり小さな実が膨らんできた。

   
左:テイカカズラ  右:山麓はミカン畑が広がる

   
アオサギ      ホオジロ


オカタツナミソウ


ミョウガ

登山道を入ると石畳の道が続く。生活道路なのか、それとも信仰のためなのか判らないが、しかりとした道だ。確かに小畑の集落に行くには、この道が最短だ。雨に濡れているので石がよく滑った。

  
沢ガニ     担い石

大烏帽子山 山頂に到着するとガスで真っ白。10m先も見えない状況だった。展望写真が撮れないこ今回の取材の意味がないので、気象予報を信じ、ガスがとれるのを腰を据えて待つことにした。


大烏帽子山

山頂は展望が得られるように周囲の雑木が切り払われているが、熊野方面の展望が遮られ始めた。前回来たときは見えたが。1時間待つとガスが採れだしたので、まずはドローンを飛ばして撮影した。少し上昇させただけで360度の展望だ。この先の牛の背からはもっとよく見えるが、熊野灘と七里御浜が一望できる絶景だ。山が海に迫っているのでなおさらだ。

 
子ノ泊山       ヒトツバ?

 牛の背 尾根の岩場で展望が良く、海の方が一望できる。この先にもミサゴ岩があるが、こちらの方が標高が高い。


牛の背からの展望

上野コースは、牛の背、みさご岩など展望がありロングだが歩いてみたいコースだ。常緑広葉樹がおおく日陰で、海風がよく通り涼しかった。道も良く整備されていた。

  
牛の背

熊野古道伊勢路 浜街道を歩いてウミガメ公園に戻った。道は山麓を通っていて海側の展望がいい。トビがたくさん飛んでいた。自然が豊かだ。

  

  


トビ

 大烏帽子山

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機材  OLYMPUS E-M1U、E-M5V  12-40mmf2.8pro、40-150mmf2.8Pro