2020年5月8日 No.1280
古ケ丸山 台高 Page1
古ヶ丸山山頂
標高は1211mで台高ではそれほど高くない山だが、登ってみるとボリューム感を感じる山だと思う。山頂付近のアケボノツツジと新緑を期待したが、残念ながらまだつぼみが多かった。ひと株だけ良く咲いて居たが、背景の山がガスで隠れ特徴ある写真は撮れなかった。




レンガ滝ルート
しばらく山頂でガスの晴れるのも待ったが状況が変わらなかったので帰路についた。前回の取材でレンガ滝周辺が荒れていたのでルートチェックをしたかった。このルートは以前、あまり歩かれてないようだったが、谷ルートを含めると充実するのであえて「三重県の山」3年前の改訂でこのルートを採用した。今回歩いてみると歩かれているようだ踏み跡が以前に比べるとしっかりとしてきた。このルートは 、分岐からの下降地点でコウヤマキが群生しているのが特徴だ。樹林から伐採地のトラバースに入るが、ザレた箇所があり、急斜面なので通行に注意したい。この斜面も、ウリハダカエデ、シキミ、アセビが育ちはじめしっかりとしてきている。





レンガ滝
レンガ滝分岐には滝周辺が崩壊したので通行禁止の案内が出ていたが、今回はなかった。整備されたのかと思い、滝に入ってみるとハシゴがかけられルートが整備されていた。感謝したい。堆積岩のチャートが茶色なのでレンガ滝というらしい。まずまずの水量で見応えがあった。尾根と谷、両方があるルートは変化があって歩いていても飽きない。





ケイビラン
レンガ滝を過ぎると直ぐに林道に下りる。林道の岩壁にはケイビランがたくさん見られた。道端には何種類かのテンナンショウが自生していた。それぞれ形が違うので面白い。テンナンショウも種類が多いので同定が難しい。







カワセミ
林道を歩いているとカワセミが飛んだ。カワセミも谷を下っていたのでゆっくりと追いかけたが、撮影には至らなかった。長い林道歩きをカワセミが付き合ってくれ、最後まで楽しませてくれた山行となった。
