■藤原岳(鈴鹿) 2020年3月18日 No.1272 Photo Gallery |
|
概要 メジャーなルートになった孫太尾根に花見に出かけた。三重県の山(山と渓谷社)でも静ケ岳登山で紹介し、今年に入り登山道の整備が行われている。丸山までは石灰岩の尾根で春の草本に恵まれている。この時期はヒロハノアマナ、セツブンソウ、タチツボスミレ、ミスミソウ、スハマソウ、ヤマネコノメソウ、カテンソウなどが見られる。野鳥は、シジュウカラ、ヒガラが活発でエナガを今年始めた見た。 アプローチ 大貝戸に集合し一台で新町の登山口に向かった。平日がだ駐車場は盛況で、お墓の駐車場に迷惑がかからないか心配だ。 孫太尾根 神武祠までは急斜面で歩きにくかったが、登山道が整備され随分歩き安くなった。岳連に感謝。尾根に出るとコショウノキの花が見頃になっていた。ジンチョウゲ科なので一見するとジンチョウゲだがよく見るとコショウの木だ。和名「コショウ」は種が辛いからだそうだ。芽吹き前の落葉樹は殺風景だが、少しでも花があるの心も華やぐ。 岩場では多種の草本が見られるがどれもまだ花の時期には少し早かった。カテンソウ、タチツボスミレ、ヒメウズ、イワベンケイなど。ヒロハノアマナはまだ開いていなかった。時期的にはいいが、昨日までの低温と降雪でうなだれていた。しかし朝から天気がいいのでじきに開きだすだろう。
丸山までは小鳥も多く、活発だった。今年初めてエナガを見たがタイミングが悪く写せなかった。いつもなら3種くらいは抑えられるがこの日はことごとくタイミングが悪くひとつもものにできなかった。花との二足のわらじがいけなかったか。
丸山を過ぎたあたりでやっと花が開きだした。アマナとミスミソウだゲットできた。草木までは花が多く、道草ばかりで先に進まなかった。
今日は鳥用の望遠レンズと花用のマクロを持参したが、花に関しては、12-40mm一本で勝負してみた。このレンズなかなか優れもので、被写体に結構寄れるので、マクロ代わりになる。
県境稜線に上がると残雪があった。一昨日の積雪らしいが、直ぐに溶けそうだ。山頂への登りが始まると徐々に花が多くなる。セツブンソウが花盛りだった。フクジュソウは終盤にさしかかっていた。
山頂付近で展望を楽しみながら大休止し、大貝戸道を下った。登山口の休憩所まで下ると、消防車がたくさんやってきた。9合目付近で転倒した登山者が通報したようだ。それにしても大きな消防車が何台も来て何事かと思った。
機材 OLYMPUS E-M1U& E-M5U 100-400mm、60mm、12-40mm | |
2020-3-15 Copyright (C) 2020 k.kanamaru. All Rights Reserved. |