■仙ケ岳(鈴鹿) 2019年11月30日 No.1258 Photo Gallery |
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Summary 鈴鹿はまだ、秋山は終わったが冬山ではない。中途半端な季節だが、気温が下がり歩きやすくなってきた。山麓の小さな秋を見て、山頂からの展望を楽しんだ。お土産は、ナメコとムベの実。定期的に歩いておかないと体が怠けてしまう。 御幣川林道 寒気が入り冬の訪れが感じられる林道を歩くとまだ、紅葉が残っていた。よく見るとムベの実が淡紫色に尾熟しつるにぶら下がっていた。捕りたいが高くて手が届かなかった。
登山道に入ると植林帯なので彩りが少ない。落ち穂拾いのように色づきた葉を目が引かれる。ハナヒリノキだろうか、黄色く色づいていた。ツツジ科イワナンテン属で歯の裏が少し白っぽかったのでウラジロだろうか?この植物は日本海要素の植物で太平側まで進出していることが珍しい。隣に岩を這っているツタが小さくてかわいかった。
小峠まで続く仙の谷は落葉樹の少ない谷で彩りがない。仙鶏尾根分岐から約50分で小峠に登り着いた。寒気による北風が冷たい。鈴鹿山系は本州最狭部のためやはり、日本海側の気候に影響されていることがわかる。先ほどのウラジロハナヒリノキも然り。他に常緑で、ヒメモチ、ヒメアオキなどがある。
稜線の落葉樹はほとんどが葉を落としていた。その分、明るく見通しが良い。小鳥撮影には良いが、風が強くてさえずりも聞こえなかった。望遠レンズをつけたカメラも持ってきたが、どうやら出番はなさそうだ。
小峠から約20分で仙ケ岳山頂に到着した。相変わらず展望のいい山頂だ。先客が1人休憩中だった。われわれが少し下って風を避け、昼食にした。山腹の紅葉はすでに終わっていて彩りがなかった。見るものがないので樹木の観察をしなが東峰に向かった。樹皮が白っぽく、枝が太いコシアブラの木が目立った。東峰周辺にも誰も居なかった。駐車場は10台くらい駐まっていたので、誰にも会わないと言うことは集会方向が同じと言うことだろう。
仙の石で展望を楽しめば後は下山するのみ。帰りのナメコを見つけたのでゲット。
機材 Sony α7U 24-70mm、OLYMPUS E-M1U | |
2019-11-30 Copyright (C) 2019 k.kanamaru. All Rights Reserved. |