Summary 鈴鹿山系の紅葉風景を狙って10月下旬から南下と標高を下げ、いよいよ終盤にさしかかった。仙ケ岳か宮指路岳か迷ったが、5年ぶりの宮指路岳にした。気温は下がったが、快晴で風もなく穏やかな日和に恵まれた。マイナーな山域だが大石橋駐車地はすでに満車だった。ここからは仙ケ岳と宮指路岳が狙えるが、登山者の大半は仙ケ岳だろう。山腹の色づき具合によっては仙が岳まで周回も視野に入れ、ヤケギ谷ルートでまずは山頂へ向かった。
ヤケギ谷 カワラコバルートと比較すると、展望の良さではこちらに分がある。またしばらく歩いていなかったので、ルートチェックを兼ねてヤケギ谷に入った。最近はよく歩かれているようで、ルートの目印などもあり、踏み跡もしっかりとしていた。出だしは植林で暗いイメージがあるがやがて、広葉樹林の谷ルートとなり、大変雰囲気がよい。

ヤケギ谷
東海展望 尾根に出ると展望が開け、右手に入道や鎌を見ながら東海展望に至る。東海展望は風化した花崗岩の展望台のようなところで、仙が岳はじめ、鈴鹿南部の山々が一望できる。

東海展望
稜線の紅葉は終盤で、シロモジの色づきがいまいちだが、タカノツメは鮮やかな黄色に色づいていた。シロヤシオは枯れ葉が目立つが、ベニドウダン、シラキは鮮やかに紅葉してた。

ベニドウダン


シラキ

コハウチワカエデ
宮指路岳 約2時間で山頂に到着した。時計を見ると10時半で、昼食にはまだ早いが、山頂付近は風があるので、馬乗り岩付近で風裏に腰を下ろした。誰にも会わなかったが、後続の男性が同じルートを辿っているようだ。「静かでいい雰囲気のルートですね」は私も同感。

山頂 馬乗り岩

綿向山

仙ケ岳

伊勢湾 ツルシキミ

ベニドウダン 鎌ケ岳

オオモミジ
機材 Olympus E-M1 12-200mm & SonyA724-70mm
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