六本檜からはブナ主体の落葉樹林が続く。尾根伝いに徐々に高度を上げるにつれ、灌木帯へと変わっていく。ダケカンバが出てくると亜高山帯の雰囲気になる。



険ケ岩で小休止するが、ますますガスが濃くなり展望は望めなかったが、足下に咲く花がよく目にとまった。ハクサンチドリが見頃で、魅せられて何度も立ち止まった。山頂の手前ではハクサンイチゲが咲き出していた。


ハクサンイチゲ
ウグイスに紛れて、ウソがやってきた。「ひーほー」という独特のさえずりで存在感を誇示していた。すぐ近くの小枝にとまってくれたが、ガスが濃くてすっきりしない写真になった。鳥用に望遠レンズの持参も検討したが、行程が長いので持ってこなかった。鳥撮影は待ち時間がかかる。

ウソ

避難小屋には昼過ぎに到着した。 いつものように、花見中心で時間を気にせず歩いているので、どうしてもコースタイムが長くなってしまう。岐阜側の好天を期待したが、残念ながらガスは晴れなかった。別山の雄姿を見た方のだが。陽射しがなかったので気温が上がらず、小屋に入って暖かいものを食べて大休止した。小屋の周辺はまだしっかりと雪渓が残っていた。13時過ぎに帰路についた。
帰路、ガスが徐々に上がってきたが

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Camera E-M1U、 E-M5U( Lens 12-100mm 、45mm)