■竜ケ岳(鈴鹿)2019年2月5日 No.1190 → Photo Gallery |
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概要 竜ヶ岳は、実にどっしりとした大きな山だ。山頂付近は大きな樹木が育たず、笹原が広がっていて、冬は広々とした雪原になる。山麓からも積雪した白く輝く竜ヶ岳がよく見え、登山者を誘っている。 アプローチ 平日なので入山者は少なかった。しかし、しっかりと駐車料金+入山料金の徴収はあった。駐車場に積雪がなかったので、装備をどうするか迷ったが、とりあえずアイゼンはザックに入れた。
白滝丸太橋の標識が新しい。以前はここに吊橋があったが災害で流され、ワイヤだけが残っていたが今は、それを利用して手作りの丸太橋がかけられている。金山尾根に取り付いたが雪は全くなかった。展望への急登でやっと積雪があった。どうやら今回は積雪はなく雨だったようで、雪はしまっていた。適度なしまりでアイゼン無しでも歩きやすかった。
展望台まで登るとやっと冬山らしくなってきた。雪解けが進み笹原が見え始めている。まるで春山のようだ。冬山をあてにして登ってきたが、ちょっと拍子抜けしてしまった。昨年越までのラッセルで苦しんだ遠足尾根も楽に歩けそうだ。
穏やかな山頂だった。風も弱く笹が出ている。腰を下ろして昼食にした。この時期に山頂で食事ができるとは思わなかった。関東では春一番が吹いたそうだが、このまま春になるとは思えない。
帰路も金山尾根で下った。このルートは以前、バリエーションルートだったが一般道化され、宇賀渓谷と山頂を時間的には最短で結んでいる。中道もあるが、荒れていてあまり良くない。
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