



登山口の白水湖は標高が約1200mあり、ブナ林からのスタートになる。ブナの大木が立ち並ぶ登山道は大変雰囲気が良く、高度を上がるにつてやがてダケカンバ帯への変わっていく。チシマザサが林床を覆い、ダケカンバやミネカエデの黄葉、ナナカマド、ハウチワカエデ、オオカメノキの紅葉とのコントラストが、メリハリのある見事な紅葉を造りす。白水湖や白水谷を背景に大倉山付の景観はなかなか見応えがある。今年は、ナナカマドの色づきがそれほど良くなく、すでに落葉が始まっていて、紅葉のピークが少し過ぎていたようだ。

室堂

御前峰


大倉山を過ぎると草付きの斜面となり、やがてハイマツ帯に入っていく。ナナカマドはすでに葉を落としていましたが、クロマメノキがきれいに紅葉していた。室堂センター付近は多くの登山者で賑わっていた。宿泊は10月15日までだそうだ。
室堂から白山御前峰を往復し帰路についた。平瀬道の登山口となる大白川には露天風呂があり、白水湖を眺めながら入浴ができる。

白水谷の紅葉 尾根の紅葉

大倉山の紅葉 白水湖