

1時間強で花巻空港に到着した。到着ロビーにはレンタカーのカウンターがあり、直ぐに出発できた。ICは空港から数分のところで、これも便利だった。コンビニで食料を調達し八幡平に向かった。
八幡平 八幡平の「平」はタイラではなくタイと読む理由が「日本百名山」に書かれていた。三条の湿地帯の意味らしい。道路が通じていて登山の趣はなく、台地の散策と割り切って県境登山口からスタートする事にした。道路の中腹は落葉樹林の紅葉がきれいで、何度も車を止めて撮影に興じた。


周回路には鏡沼、眼鏡沼、ガマ沼、そして最大の八幡沼があり、シラビソの樹林と湿原が織りなす風景がこの山の特徴だろう。山頂は、柱標やヤグラがなければわからないだろう。


撮影をしながら、ゆっくりと昼食をとりながら2時間で周遊し登山口に戻った。午後は秋田側に降り、ふけ温泉に立ち寄った。


ふけ温泉 「おそらく八幡平が有名になり始めたのは、奇湯蒸(ふけ)ノ湯からではないだろうか。これは人間の浸る湯ではなく、人間を蒸かす湯であった。」と深田久弥は日本百名山で書いている。なるほど。谷のあちらこちらで湯気が上がっていた。湯も良かった。



ふけ温泉
岩手山焼走り ゆっくり湯に浸かりドライブしてもまだ時間があまったので、焼走りに立ち寄った。2キロほどの散策路があったので歩いてみた。三百年間の噴火で溶岩流が流れたところらしい。30分ほど散策し、道の駅に立ち寄り食堂で夕食をとりホテルに入った。素泊まり3500円で温泉もありリーズナブルだった。
