概要 大台ヶ原遠征の二日目は蒸篭ぐらブッシュマンの登攀。ガスが腫れていい天気に恵まれた。取り付きまでの大蛇ぐら分岐からのルンゼの下降が哀話変わらず悪い。岩壁に咲くアケボノツツジを見ながら登攀を楽しんだ。
宿の朝食は7時からで、出発は7時40分となった。尾鷲辻回りで大蛇ぐらへ。朝から天気が良くすっきりとしていて展望が良さそうなので昨日見れなかった蒸篭ぐらの岩壁を見てからルンゼを下った。



牛石ケ原

ルンゼの下降 相変わらず歩きにくい。いつもここを降りると、北方稜線の池谷ガリーを思い出す。岩壁には素掘りの未完成トンネルが残っている。こんな所に人力で穴を開けたものだ。三重の森林鉄道を調べると、大正時代に四日市製紙株式会社が木材の搬出のために施設した林内軌道で、その痕跡は今も残っている。

ヒラタケ 素掘りのトンネル
ブッシュマンの取り付き。
ブッシュマンの概要 開拓者サイト「夕日の衛兵」
1P 5.9 25m、2P 5.9 20m 、3P 5.9 25m
4P 5.9 25m 、5P 5.10c 25m 、6P 5.9 20m
グレードは5.9で5ピッチ目の核心のみ5.10cとなっている。ボルトが整備されていて初級者から楽しめるフリールートだと思う。ルート名は「ブッシュマン」だが、ブッシュをうまく避けていて、快適なルートだった。但し、日本一の多雨地帯の大台ケ原なので、1ピッチ目が濡れていることが多いそうで、この日も、しっかりと濡れていた。
1P 5.9 25m 隊長リード


2P 5.9 20m Nさんリード


3P 5.9 25m Nさんリード
4P 5.9 25m Nさんリード
5P 5.10c 25m Nさんリード

6P 5.9 20m Nさんリード





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