
赤岳鉱泉 美濃と唐は北沢を登り昼過ぎに赤岳鉱泉に到着した。受付を済ませ、アイスの手続きをして、アイスキャンディーで楽しんだ。我々の他に3パーティーほど入っていた。

大同心 アイス
赤岳鉱泉といえば夕食のステーキが知られていて、この日も期待していたが、カツ鍋だった。しかし優勝に関しては、美味しかった。スタッフの対応だが、アルバイトはわかるが、もう少し登山者の気持ちになった接待がしてほしい。登山者は、小屋と山を楽しみに来ているんだから。夕食後は談話室で団らんできたのはよかった。香港から十数人の山岳会がきていた。話を聞くと、この時期にここに来るのは恒例だそうだ。マナーも大変よくて、いい感じだった。

2月27日 朝食が6時半だったので、それに従った行程になった。7時に赤岳鉱泉を出発し、行者小屋で装備を調え、北陵に取り付いた。バリエーションでの取り付きだが、トレースがしっかりとついて人気の高さがうかがえた。

この日は平日でしたが、数パーティーが入った。雪もほどよく締まっていてラッセルすることもなく稜線に乗ることができた。森林限界をこえると一気に視界が開け左手に赤岳、遠くに真っ白に雪化粧した北アルプスを見ながら高度を上げた。



雪稜は徐々に傾斜を増し、やがて山頂直下の岩峰帯に到着た。ここはロープを出して2ピッチで通過した。ここを通過すると徐々に雪稜の傾斜は緩み、やがて阿弥陀岳の山頂に到着た。

この日は風が弱かったので、ゆっくりと山頂からの天望を楽しみ下山した。



阿弥陀岳山頂 横岳

阿弥陀岳2805mからの下山は一般登山道だが、傾斜がきつく注意を要する。コルからは雪がよくしまり雪崩の危険がなかったので中岳沢を下った。

中岳沢 行者小屋
下山後は小渕沢の「かつみ食堂」に立ち寄りジンギスカンを食べた。Nさんのお勧めで、大変美味しかった。後日ネットで調べるとやはり評価が高かった。リピートしてみたくなる店だった。