Summary 天気は下り坂だがなんとかもちそうなので、計画通り御池岳に入った。日帰りの山だが、積雪状況により遠い山になる。今回はT字尾根からアタック。先週の寒波が収まり、雨が降ったので雪はよくしまっているはずだが、気温が高いので霧氷はあまり期待しなかった。
T字尾根 氷化した積雪で車で進めず路肩に駐車して20分ほど歩いた。スバル車で来れば良かったと反省したが、落石もあり歩いた方が無難だった。君ケ畑登山者用駐車場も雪に埋もれて、駐車した気配がなかった。積雪あるが固まった雪は歩きやすく、T字尾根に取り付いて。昨年末に新しく道標が整備され一般登山道化している。

雪は氷化しているが、所々で足を踏み込んでしまい、余計な力を使ってしまい歩くリズムが崩れてしまう。植林の急登から尾根に乗ると落葉樹林となり明るく雰囲気が良く、雪上ハイクを楽しみながら進んだ。T字尾根のコルから徐々に傾斜が増し、テーブルランド直下で急登となる。氷化した雪面は堅かったが、なんとかキックステップが効き、アイゼンを使わずに済ませた。

テーブルランド 天気が良すぎて霧氷は期待していなかったが、風の当たる西面に少しできていた。雪面は雪が固まり歩きやすかった。青のドリーネを見て、ピークに登った。単独の男性が降りてきた。撮影に日差しがほしかったが、曇りがちな天気で雲が行き過ぎるのを待って撮影した。ガスががかっていてクリアな写真にはならなかった。とりあえず東端まで行って昼食にした。



青のドリーネ もっと青空と霧氷があると絵になるが、なかなか条件が揃わない。

青のドリーネ

右:ピークからの展望
土倉岳〜ノタノ坂 帰路は行程に変化を持たせるためにノタノ坂経由で下った。テーブルランドから土倉への下りも雪の状態がいいので歩きやすかった。 土倉を過ぎると雪がちらつきだした。午後から下り坂の天気予報が的中。この尾根ルートは鉄塔巡視路とも重なるので道が良く歩きやすい。途中、鉄塔から枝尾根に入ってしまったが、おかしい気づきルートを修正し、 1時間半でノタノ坂に到着した。ここまでは快適だったが、ノタノ坂から小又谷の区間は谷ルートになるため、緩んだ雪に足を取られ歩きにくく、余計な労力が疲れた体に追い打ちをかけた。

テーブルランド東端付近 鉄塔から藤原岳を振り返る
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