概要 この山の霧氷の写真を使い切ったのでm、霧氷を求めて三重県側の福本登山口から登った。平日のため林道を大型車が走っていた。気温は下がっていたが、路面の凍結はなかった。しかし凍結がないということは霧氷があまり期待できない。平野部は晴天だったが、登山口では小雪がちらつき、この地域はやはり気圧配置が冬型になると天気は悪くなる。寒気が入らないと霧氷はできないし、撮影には青空がほしいし、この両方を満足する天候条件を見極めるのが難しい。さて今回はどうだったか。
アプローチ 林道の凍結はなかったが、ダンプや木材搬出トラックが行き来していた。平日にもかかわらず、登山口にはすでに車が2台駐まっていた。
福本登山口 稜線を見上げるがどうやら霧氷は確認できなかった。それより雲が空を覆っていて青空が見えない。霧氷もなく、青空もないとなると写真は期待できないが、とりあえず山頂を踏むことにする。

1時間ほど登ると登山道は雪道になった。凍結はなく歩きやすい。風もそれほどない。

八丁平らの手前まで上がると四人組が降りてきた。八丁平はガスで視界が悪い。霧氷もほとんどなくどうしようもない。とりあえず山頂を踏みに行った。ガスが流れ、粉雪がぱらついている。風があり長居はできそうもない。薄日が時折、雲間から漏れてくるのが一縷の望み。

山頂も展望がなく、八丁平に降りてきた。ガスが流れ霧氷が付きだしているので、少し粘ることにした。日差しがないので気温はそれほど低くないが寒い。カッパの下にダウンを着込んで丁度くらいだ。

わずかながら霧氷が付いたので、薄日を狙って何枚か撮影したがものにはならなかった。


霧氷 アセビ

帰路はユリワレ登山道で下山した。
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