Summary 倶留尊山は室生山地の中心に位置し室生山地の最高峰です。三重県側には池の平、奈良県側には曽爾高原があり、この時季はススキの穂が黄金色に輝き、晩秋の風情が楽しめるところです。この日は穏やかな天候に恵まれましたが、昨夜の冷え込みで山道には霜柱が立っていました。
Approach 紅葉は終わっているだろうから、晩秋の味が出せるのは曽爾高原と池の平と思い、室生山地に向かった。曽爾高原は奈良からの入山が一般的で、三重県側からは入山者は少ない。この日は奈良側から我々と逆コースで歩いていたペアの登山者がいた。

晩秋の風景の撮影のためにまずは大洞山に立ち寄った。残念ながら紅葉は終わっていて、訪れる登山者はいなかった。

太嚼カから池の平に入ると車が二台とまっていた。どうやら先ほど行き交った数人のグループの車らしい。我々と逆コースで歩いているようだ。池の平はススキの穂が風に揺れ、晩秋にいい雰囲気を出していた。

池の平 亀山峠
亀山峠に上がると風が強かった。さすがにここまで来ると登山者が多くなる。登山者と言うよりもハイカーといった雰囲気だ。霜柱ができていて、日差しがあって暖かいが気温は低そうだ。

曽爾高原 倶留尊山
二本ボソに上がると、料金の徴収が行われていた。オフシーズンには人は居ないが料金箱はある。私有地なので仕方がない。大人一人500円なり。

二本ボソからの展望
山頂は登山者で賑わっていた。南側に開けているが、二本ボソのピークがあって展望はあまり良くない。お昼の時間だったので、おにぎりを食べながら小休止。ほとんどの登山者は山頂のピストンで、周回する登山者は少ない。

倶留尊山山頂 池の平と大洞山
三ツ岩 帰路は西浦峠経由で下山するが途中に三ツ岩があり見所になっている。切りたった岩場になっていてすこぶる展望が良い。
自然歩道に降り、とぼとぼ歩いて亀山峠登山口に戻った。

三ツ岩 学能堂山

三ツ岩からの展望

倶留尊山
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