プロローグ 仲間とのクライミングが夏以来途絶えていたがやっと再開できた。クライミングは一人ではできない。誰かが提案し、この指とまれで誰かが指に留まる。今回はooyaさんが企画したが、本人は体調を崩し参加できず。残念。三人が集まったので御在所の中尾根をやることになった。
アプローチ 6時前に裏登山道から入った。日曜の好天予報だが、アルプスが丁度紅葉の時期なので遠征に行っているようで登山者は少なく登山口に車が駐まった。気温は十度代前半まで下がっているが、歩き始めると直ぐに体が温まってくる。暑くもなく、寒くもない登にはいい季候になってきた。
中尾根 朝が早かったので一番で藤内壁に入れた。もちろん中尾根取り付きには一番乗り。前を気にせずマイペースで登れるが、この日は中尾根人気で後続に3パーティーが入ってきた。

朝日に染まる前尾根 谷の岩場に咲くダイモンジソウ
P4 2ピッチで登る。今日はtabataさんとtsujiさんのリード練習のため、フォローに徹することにした。P4も取り付きのトラバースが不安定なため、モンキーフェースから回り込みP3の途中から懸垂で基部に降りた。tsuji山リード。


しんくん展望クラックでピース
P3 1ピッチで完了。tabataさんリード

P2 1ピッチ目 核心はアブミでフェースに取り付くところ。もちろんスリングでもいいが。フェースも立ってはいるが、適度にホールドがあるので思ったほどではない。



P2 2ピッチ目 これといった核心はない。カムも使えるがルートはボルトに沿っていく。最後のおにぎりの下でピッチを切る。

P2 3ピッチ目 おにぎりのところがクラックが核心だがジャムが良くきく。登ってきた前尾根を見下ろしながらの高度感のあるクライミングが満喫できる。


P1 全七ピッチ中、最も長いピッチ。湿っていることが多く、パスすることの多いP1だが、この日はコンディションがよかった。寒くて早く帰りたかったが、tsujiさんの希望でやることにした。りーどはもちろん、言い出しっぺのtsujiさん。核心dねクラックに入り込んで苦戦したがなんとかトップアウト。ここは外に出た方が楽だが、出るところが核心。その後もクラックが続く。カムが使えないところはボルトが整備されているので安心だ。

P2の懸垂

アケボノソウ ノコンギク