■雲の平&黒部五郎岳(北アルプス)〜錦秋の雲ノ平と黒部源流の山旅〜 |
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薬師沢小屋〜雲ノ平〜黒部五郎小舎(9月25日 ) 祖父岳で展望を楽しんでから、岩苔乗越に下った。岩苔乗越はこれで三度目になるが、雲のら平からは始めてだ。 さて、岩苔乗越は黒部の源頭で最初の一滴から始まる。峠から5分もくだらないうちに水流があった。何を下るほどナナカマドの色づきが良くなっていった。ダケカンバも多くなり、黄色、赤色、緑色とのコントラストが鮮やかだ。午後になると雲が多くなり、日差しがなくなってきた。 黒部川水源標から三俣山荘までは緩やかな登り返しになる。ほぼコースタイムで三俣山荘に到着した。これまでにも何度かお世話になった野営地で、アルプスの中では屈指のテント場だ。さてまだ行程は残っている。今日の宿泊地の黒部五郎小舎は三俣蓮華岳の向こう側だ。山頂を経由してもいいが、トラバース道もある。カールを歩くので多少の起伏がある。コースタイムはあまり変わらない。山頂は何度か歩いているので、今回はトラバースで行くことにした。前回は、黒部五郎からの三俣向かうときに歩いているが、記憶が薄れている。カールの雪渓は覚えていて、今回も残雪があった。
黒部五郎には5時到着の予定だったが、思ったより早く到着でいた。我々が最後かと思ったが、折立からの人たちが最後になった。宿泊客は少なく20人程度だった。それでひと部屋貸し切りになった。 | ページ1 | ページ2 | ページ3 | ページ4 |
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2017-09-27Copyright (C) 2017 k.kanamaru. All Rights Reserved. |