プロローグ ルートチェックと写真撮影で総門山に出かけた。飯高の昼間の気温が36度を超え、この暑さと、昨日のロングルートの疲れで、バテバテの登山になった。原稿の締め切りが迫っていて、梅雨の晴れ間を逃すわけにはいかなかった。帰路は野鳥の森コースからのバリエーション。国土地理院の地形図に記された作業道はなかった。消してもらうことにしよう。被害は3ヒルだった。

左:宮川流域から見る総門山 右: 山麓で咲き始めたヒメシャラ

フォレストピアから尾根ルートで登る。暑い時期なので早朝から登り始めたがやはり暑い。休み々ゆっくりと歩き体温上昇を抑えようとするが10分も歩くと汗が噴き出してきた。

東屋まで尾根の登りが続く。手入れされた植林の森がきれいだ。日差しの強い夏は日陰になるのでありがたい。

左:キノコの森東屋 右:おまえは誰だ、と道の真ん中に座っていた
北総門は駐車場と東屋があり、山頂にイメージはないが、明るく広々としていて展望に良いところだ。古ケ丸山、迷岳や台高山脈まで見通せた。


さて次は本峰へ向かった。林道を30分ほど歩き登山口に入る。徐々に気温が上がってきて暑くて苦しい。バイケイソウが花を咲かせていた。今日は誰も入山者は居ないだろうと思っていると、おばちゃん達が賑やかに登ってきた。ヒルがいるから気をつけてとのこと、どのルートを上ってきたのだろうか。尾根筋にはいなかったが。

左:北総門駐車場 右:あちらこちらに大きな岩が転がる山腹

帰りはヒメシャラの森を通った。緑の季節もなかなか雰囲気がいい所だ。稜線に戻り東屋まで降り、野鳥の森ルートへ降りる。ここも整備されていいルートだ。そのまま鉄塔巡視路を降りて行けそうだが、ルートトレースのためとりあえず東屋まで下る。そのまま進むと第一駐車場だが、冒険心で巡視路を辿ることにした。地理院の地図を見ると111鉄塔 の直ぐ下に林道がありそうなので、それにつなごうとするが、林道はなくブッシュ突入 。強烈藪漕ぎを強いられ尾根に戻ると歩きやすくあんった。そのまま車道まで下った。 巡視路で沢を何度か渡ったのでそのときヒルを拾ったみたいだ。やはり総門にもヒルがいた。


ルリセンチコガネが集まっていた

ここで休憩したときザックにやつがついていた

雰囲気のよい野鳥の森 林道脇に咲くホタルブクロ