プロローグ 天気がすっきりしない週末になったと思ったら、梅雨入りしたようだ。気候的にはこの時期、標高を鑑みて、小川山、瑞籬山が多くなる。遠征なので2日連続を狙ったが二日目は雨になり、観光に切り替え、シャトレーゼとサントリーの白州工場見学。無料試供品のアイスクリームに満足。
アプローチ 遠征の場合、前夜は睡眠時間確保のために早く出たいがそうもいかない。帰宅後、大急ぎで準備したが、県局、8時過ぎの出発になってしまった。疲れが残っていたので、恵那と駒ヶ根で少しうとうと。みずがき自然公園には2時に到着。6時過ぎまで横になった。6時半を過ぎると、しんくんたちに続いてたくさんが到着。準備をしていると、「靴がない」とうさぎ。「おやつ」は忘れてもいいので、「くつ」と「ハーネス」は忘れるなと、たくさんに普段からいわれている。がしかし、これで前科何犯かな。こんかいはアプローチシューズを忘れたようだ。とほほ。ということで、たくさんのクライミングシューズを借りて出発。今度から靴とハーネスは、おやつの袋にくくりつけておくことにした。ちなみに。おやつのふくろは、いまだに忘れたことがない。

出発準備

朝日がいい感じ

左:咲き残ったいたシャクナゲ 右:前衛壁、はるうららはいつ登れるのやら

キバナノコマノツメ 十一面岩

ルンゼを登る

ピンクのツツジはムラサキヤシオかな

十一面岩「山族79黄昏」ルート 左岩壁正面をクラックに沿って5ピッチで登る、変化があって面白いルートだ。今回は2回目で、最終ピッチは3回目になる。どのピッチもどこかに核心があって記憶に残っているが、やはりハイライトは最終ピッチのOWからフェイス、そして浅いクラックかな。5.8のOW、初見がどうしても難しく登ってしまい苦戦するかも。
1ピッチ目 5.10a 30m 錦秋カナトコルートの取り付きから一段上がったところに開始点がある。フェースから始まるのでプロテクションのボルトがあり、それを拾いながらいく。右上から頂上でフレークまで登り、左のクラックに向かってトラバースする。細かいが探せばスタンスはある。さてここからがクラックルートで、開いたワイド。キャメロット#3、#4がきまる。登攀はフェイスとカンテを使うとうまくいった。登っていると前回の記憶が少し戻ってきた。1ピッチ目から変化があって面白い。

2人パーティーが見える フェイスを右上ぎに離陸
よく見ると正面壁に2パーティーが取り付いていた。モアイフェイスの手前なので、「秋一番」あたりでしょうか。

sinくんリード
今回は5人で2パーティ(しんくん、たくさん、むっちゃん)(隊長、うさぎ)で登った。テラスが5任意なることが多いが、どの終了点も狭くないので問題はなかった。

左:フェイスをのぼるむっちゃん 右:トラバース後、クラックへ

クラックに挟まって余裕をかますむっちゃん、もじもじ何かしてる

むっちゃん、フェースをうまく使っている

いつものようにリードしながらの撮影

トラバースは真剣に クラックの出口

トラバースからクラックへ
2ピッチ目 5.10d 25m 2ピンをとるまでが核心。特に離陸が難しい。今回も離陸はA0でいった。時間にゆとりがあるならやってみたい。ここの終了点は「宴会テラス」といわれるところ。

左:1ピッチ目の終了点 右:核心は離陸

左:このフレイク、ぼこぼこと音がする 右:フェイスをトカゲのよう登る緑トカゲのむっちゃん