最新情報  レポート  登山  バリエーション  ブログ  プロフィール

■屋根岩(小川山)
〜屋根岩セレクション&レモン〜

レポート No.963
日時:2016年5月7
参加者:たくさん、ほんまさん、おおやさん、しんくん、隊長、うさぎ、

廻り目平P(7:15)〜(7:50)セレクション(12:40)〜(13:20)南陵レモン(14:20)〜廻り目平(15:40)

| ページ1 | ページ2 |


6ピッチ目 さて最終ピッチは5.8のクラック。右のフレイクを登れば5.6となお易しい。クラックはジャムもカムをよく決まる。看板ピッチなので、「日本マルチピッチ」にも大きな写真が掲載されている。終了点は立木だが枯れかかっているのが不安。懸垂支点もこの木を使う。

    
うさぎはジャムがきかないので、ステミングとレイバックで登っていった

    
うさぎの登攀           終了点の立木

    
左:3峰南陵レモンのルートがよく見えている  右:上部でクラックはフレアする

    
カムを回収しながらジャムをきかせて登る    基部への懸垂

3峰レモン 1ピッチ目 2峰を懸垂で下り、3峰の取り付きに歩く。3峰にも何本かルートがある。レモンルートはそのひとつ。最高グレードが5.8だが、ハイライトは3ピッチ目のクラックで、星二つがつけられている。1ピッチ目はフェイスでロープを伸ばし、小テラスでピッチをきる。

    
1ピッチ目の登攀

2ピッチ目 高度感のあるトラバースから始まるが、所見では進む方向が解りづらい。不安なままトラバースし、フレイクを持ってのぞき込むとルートが見えてきてほっとする。その後は凹角に沿って直上する。

     
トラバース

     

3ピッチ目 ハイライトピッチのクラックルート。前半はハンドサイズのクラックで、ジャムとレイバックで体を上げ、プロテクションもカムがよく決まる。後半はフレアしたワイドクラック。クラックの幅が変わるところにボルトが設置されている。後半のワイドクラックのプロテクションをどうするか。中に潜り込みカムをセットし、足ジャムで体を上げようとすると苦しくなる。体を上げるには外で勝負した方が楽だ。前回の学習成果を生かし、楽に登ることができた。ムーブが解ればやはり5.9かな。

       

    

    

      

    

4ピッチ目、5ピッチ目 4ピッチ目は少し登ってからは歩き。最終の5ピッチ目は、ピークを目指して登る。どれが本来のルートかよくわからないが、どこからでも登れそうだ。ピークは展望のよいところで、休憩に最適なところだ。下山は懸垂2回。2回目は50mぎりぎり。

    

    

      

駐車場に戻ると15時前だった。たくさんパーティーはまだもどってこないようなので、うさぎはおふろに、私としんくんは小川山レイバックに。ところがカムのサイズを間違えて持ってきたので登れなかった。その間にたくさんたちがもどってきて、ナナズに買い出しに行ったようだ。

    

駐車場にもどり、たき火を囲んで夕食。たき火ができるのはありがたい。無事に一日目が終了した。

    

 


| ページ1 | ページ2 |

2016-5-7 Copyright (C) 2016 k.kanamaru. All Rights Reserved.