■大面岩左稜線(瑞籬山) |
レポート No.905 |
|
植林公園(5:30)〜(7:05)取付(7:05)〜1ピッチ目(7:40)〜2ピッチ目(8:20)〜3ピッチ目(8:45)〜4ピッチ目(9:05)〜5ピッチ目(9:20)〜6ピッチ目(10:30)〜7ピッチ目(11:40)〜8ピッチ目(12:40)〜(13:00)9ピッチ目(13:35)〜懸垂下降〜取付 (16:20) 〜駐車場(17:15)〜川上村ヘルシー湯(18:25)〜廻り目平(19:15) |
||
| ページ1 | ページ2 | プロローグ 剱岳のクライミングを予定していたが登攀日が雨予報。秋雨前線上を低気圧が通過するとかで風雨が強まるらしい。費用のかかる山行だけに即刻中止を決定。しかしただでは転ばない。各地の予報を健闘すると奥秩父が太平洋高気圧圏内。行き先を瑞籬山に変更した。 アプローチ 21時過ぎに植林公園に到着。たくさんたちは渋滞にはまったようで到着が遅くなると連絡が入る。5時の行動開始に備えて車泊した。 大面岩左稜線 さてどのルートをやるか、といっても瑞籬の場合、できるマルチピッチは限られてくる。マルチピッチのつもりで週末に備えてきたので、厳しいショートよりも比較的ピッチ数の多いルートを選択。確か直近の瑞籬はこのルートだったと思う。内容、ロケーション、展望ともに秀逸で良い印象が残っていた。好悪園から少し林道を下ったところの瑞籬山パノラマコースから入る。一般登山道というよりもバリエーションに近いルートだが、踏み後や目印はしっかりとしている。このルートでまずはカンマンボロンの基部へ。大面岩はその少し先。 左稜線1ピッチ目 5.9 40m さて1ピッチ目だが、岩が濡れてコケている。フリーではおそらく無理なので、前回同様、人工で離陸させてもらった。通常はこのピッチを省略するようだ。歩きで1ピッチ目の終了点に入れるようだ。スラブ登攀なのでプロテクションはリングボルト。
1ピッチ目の終了点はフェイス上の小テラス。右の湿ったルンゼも登れるようだが、見ただけで逃げたくなった。懸垂はロープの回収を考え、こちらで下ったが。 左稜線2ピッチ目 5.8 30m フェイスとスラブの登攀。スラブにはハンガーボルト1個。立木でプロテクション。ロープの屈曲を考え立木でビレイ。 左稜線3ピッチ目 30m 立木でプロテクションをとりながら、簡単なクライミングで土のテラスでピッチを切る。 左稜線4ピッチ目 5.10a 20m 土のテラスから木登りでフェースに取り付くが意外と難しい。それからクラックを登ってからトラバース。スタンスは拾えるが、プロテクションは潜り込んでカムをセット。ロープが屈曲するので短くピッチを切る。露出感のある小テラスでビレイ。 左稜線5ピッチ目 5.10c 10m 短いピッチだが、ルート取りによって部分的に難しいくなる。スタンスやホールドは細かいが、ボルトがあるので思い切っていけた。抜け口で左にトラバースし大きなテラスでビレイ。 | ページ1 | ページ2 | 現在の閲覧数 |
||
2015-8-24 Copyright (C) 2015 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |