■小川山(奥秩父) |
レポート No.879 日時:2015年5月2日 参加者:隊長、うさぎ |
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廻り目平キャンプ場(8:10)〜屋根岩2峰セレクション1ピッチ目(9:00)〜2ピッチ目(9:15)〜3ピッチ目(9:30)〜4ピッチ目(9:50)〜5ピッチ目(10:20)〜6ピッチ目(10:50)〜終了点(11:10)〜懸垂下降〜3峰南陵レモン1ピッチ目(12:20)〜2ピッチ目(12:45)〜3ピッチ目(13:10)〜4ピッチ目(13:50)〜5ピッチ目(14:05)〜6ピッチ目(14:30)〜終了点(15:00)〜懸垂下降〜キャンプ場(16:30) |
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| 2峰セレクション | 3峰神奈川&レモン | 1ピッチ目 3峰南陵神奈川ルート 1ピッチ目 5.8 さて、まだ半日あるので我々も先行パー手キーのお勧めの南陵レモンをすることの下。2峰から懸垂下降し取り付きに移動。何本かルートがあるようだが、最もポピュラーな南陵神奈川ルートに取り付くことにした。ここからは全くの初見ルートで期待と不安が入り交じる。 2ピッチ目 南陵レモン 1ピッチ目 5.7 さて、狭いテラスからが南陵レモンルートらしい。トラバースしてから直上するらしいがどうなっているかわからないので不安だ。トラバースはスタンスがしっかりとしていそうだがやはり、落ちたときのことを考えると緊張感がある。 3ピッチ目 南陵レモン2ピッチ目クラック 5.9 ★★ この2ピッチ目が南陵レモンのハイライト。ハンドサイズのクラックから始まり途中からワイドになる。フェレイク状のクラックなのでレイバックはやりやすいがプロテクションのセットに困る。後半はレイバックで一気にいったがランナウト。ワイドになる手前にハンガーボルトがあり、それにクリップしてひと安心。腕がパンク寸前だった。 後半はワイドクラック。その前にレスとして上がった息を整えた。ワイドなのでジャムがなかなか決まらない。中間部にキャメ#4がセットできた。右のフェースとジャムでいくか、レイバックでいくか悩ましいところ。もう一つプロテクションを取りたかったのでジャムとフェースで少し身体を上げ#3をセットできた。徐々に傾斜が緩み終了点のハンガーボルトでビレイ。2峰からの通しで9ピッチ目になるので疲労が溜まってきた。 4ピッチ目 4ピッチ目は歩き。核心部を通過でき達成感が緊張が少し緩んだ。 5ピッチ目 3峰南陵神奈川ルート 5.8 何処あらでも登れそうなピッチだ。立木やカムでプロテクションを取りながらロープを延ばし終了点へ。 3峰のピークからの展望 展望のいいところで、屋根岩の全体をつかめるところだ。岩陰に腰を下ろしマルチピッチの充実感に浸りながら小休止は格別。 懸垂下降 さて帰ろう。歩きで降りれるところを探るがやはり駄目。最後のピッチを懸垂し、そこから再び2峰側に懸垂下降2回で降りられた。2峰は人気のようでまだ何人かのクライマーが居た。 キャンプ場に戻るとちょうど16時30分になっていた。ちょうどいい時間だ。テントを張るのも面倒なので、ステップワゴンでの生活。小さなテーブルで食事の準備。実に快適だ。日暮れとともに横になった。一日目終了。 | 2峰セレクション | 3峰神奈川&レモン | |
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