■雲見烏帽子山(西伊豆) |
レポート No.791 |
〜直上裏参道は脆くて藪っぽかったが、手応えのある6ピッチだった〜 |
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道の駅「花の三星苑伊豆」(6:00)〜コンビニで朝食〜蜘蛛に浅間神社(7:20)〜直上裏参道取付(8:30)〜1ピッチ目(8:40)〜2ピッチ目(9:20)〜3ピッチ目(10:00)〜4ピッチ目(12:00)〜5ピッチ目(13:00)〜6ピッチ目(13:30)〜表参道〜食堂有料駐車場(14:30)〜三島〜長泉沼津IC〜新東名〜東名〜伊勢湾岸川越IC〜鈴鹿(22:20) | |
5ピッチ目(V) グレード的には優しいが、なるべく藪を避け岩場を選ん進んだ。ルート取りによっては先ほどのように行き詰まってしまうので、先を見通して進んだ。また崩壊しているところもあり注意が必要だった。灌木帯を抜けると視界が開け広いテラスに出た。正面には最終ピッチのワイドクラックが。テラスは展望のいいところだった。ここでピッチ数だが3,4、5の3ピッチを2ピッチで登ったので、最終ピッチが6ピッチ目となった。 6ピッチ目(V) 最終ピッチは、クラックを登るとグレードは10クラスになる。たくさんは果敢に挑戦したが、私は、かなり疲れが溜まってきていて、アドレナミンもつきてきたので無難に、右のスラブから登り山頂の展望台の手すりでビレイをとり、後続の確保の準備をした。藪っぽく、岩が脆く、プロテクションの工夫、終了点の設定、ルートファインディングなど、状況を見て柔軟な対応が求められるルートだ。これこそが日本のアルパインクライミングルートのような気がした。 山頂に到着すると、中の良さそうな親子が展望を楽しんでいて、私が突然手すりをまたいで出てきたのでびっくり。どこからきたの、こんな登り方もあるんだ、と状況の理解に少し戸惑っていた。一般人から見るとクライマーは特殊な存在なのかもしれない。 山頂 岩山の山頂は頑丈な鉄のパイプで囲まれた展望台になっている。直下にはこじんまりとした社があった。駿河湾に浮かぶ富士山がとてもきれいだった。少し遅くなったが、パンをかじりながら遅い昼食休憩にした。 表参道 山頂からは立派な参道がある。急な長い石段を下り中間地点の山腹に「雲見神社」の社があった。さて、取り付きに降りていくルートだが、上の石段の上の方にあった。我々は社より下のから薄い踏み跡をたどったが、どうやら上の方が正解のようだ。 駐車場に戻ると14時30分になっていた。ギアを整理し、それぞれが帰路についた。帰りは長い道のりだ。まずは沼津までが遠い。函南で少し渋滞。新東名に入ると清水あたりで事故の渋滞。その後、浜松までは快調に走れたが、三ヶ日から豊田の間が慢性的な渋滞。8時間かかってやっと鈴鹿に到着した。天気のいい連休だったので仕方なし。今回の伊豆遠征は、充実した三日間になった。特にスーパーレインは手応え十分で、またやりたいと思った。完 | ページ1 | ページ2 | |
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