■黒岩@榛名山(群馬県) |
レポート No.741 |
6月22日 榛名山黒岩でクライミング |
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プロローグ 4時のアラームで目が覚めベースプラザ駐車場の外を見ると雨が降り止まぬ状態だった。天気予報も良くないので、谷川は明日に回すとしてとりあえず、山を下りることにした。天気予報を見てみると高崎は晴れの予報が出ている。ならば榛名山や子持山は大丈夫だろうということで、高速に乗り南下した。途中の赤城のSAで朝食を摂り、榛名山に行くことに決まった。 アプローチ 駐車地に1台停まっていただけで,雨の直後とあってクライマーの出足が遅いようだ。駐車地から徒歩10分でゲレンデに到着した。 日本百岩によるとルート数が70本と紹介されている。ゲレンデに到着するとピラミッドフェースで3人パーティが基本的な練習をしていた。状況が全く分からないのでたくさんの指示でわれわれは,練習岩と学友会ルートから始めることにした。 練習岩とピラミッドフェース 練習岩のグレードはわからないが,たくさんリードでトップロープをセット。学友会ルート(5.9)はseitaroさんリードでトップロープをセットし,それぞれが練習した。練習岩は特に難しいところはなく身体を目覚めさせる程度。 岳友会ルート 5.9 学友会ルートは核心部が少し細かいが,ホールドやスタンスがいろいろあり,パズルの組み合わせで正解を出していく面白さがあった。
この間にうさぎととっちゃんがピラミッドフェースで基本練習。seitaroさんと末次さんが人気ルートの「つる(5.11a)」をやりにいった。学友会ルートが全員終わったので我々もつるへ移動。
鶴の友 5.11a まずは「鶴の友(5.11a)」から始めた。5.11クラスはあまりやったことがなかったので,レッドポイントを狙う欲はなく,トップロープでチャレンジすることに。離陸するとすぐに核心部がまっていた。迷った挙句,わずかなホールドとカチ(これしか見つからない)を使っての乗り込みに成功,身体が上がりなんとか通過できた。ギリギリで勝負するフリーの面白さが実感できた。続いてうさぎが挑戦。なんとかクリアできた。5.11の世界が少し見えてきた。
つる 5.11b 「鶴の友」の隣りが「つる5.11b」で,seitaroさんが果敢にアタックしている,何度かテンションをかけながらもなんとかトップロープをセット。全体的に被っていて,先ほどの5.11aと比べ,かなり難しく感じた。なんとか離陸できても2手までが限界でその先が取れない。何度かトライするとムーブが少しわかってくるがその頃になると手が持たなくなっている。今のところ,歯が立たない状態だったが,いつかは登ってみたいと思った。
人工ルート さて次はクラックへ移動したところで雨がぱらつきだしたので人工に行くことになった。被っているので雨は大丈夫だ。定期的にアブミも練習しないと身につかない。seitaroさんが左のルートを,私が右のルートをリードしトップロープをセットし,全員で練習した。 月下美人 5.11a 人工をやっているうちに雨が上がったので,最後にseitaroさんが11クラスに挑戦。先ほどのピラミッドフェースの上部にある「月下美人(5.11b)」というルートで,三日月ハングの下にあるからこのルート名が付けられたのだろう。ピラミッドフェースを登りフォローしにいく。何度かテンションをかけながらもなんとか登りきった。やはり11クラスになると難しそうだ。
帰りは、しんとう温泉ふれあい館に立ち寄り、汗と筋肉疲労を流した。榛東村の温泉に立ち寄ったとき夕立になった。寒気が入り大気が不安定になっているようだ。明日は天気が落ち着くといいが。夕食はみなかみのラーメン店でお腹いっぱいになった。ベースプラザに戻ると21時を過ぎていた。明日に備えて眠りについた。
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2013-6-23 Copyright (C) 2013 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |