2011年11月13日 野登山(鈴鹿) ホーム |
■野登山(鈴鹿)2011年11月13日 No.632 隊長、うさぎ 編集中です。。。。 あわよくば椿岩で遊ぼうと登攀具一式持ってきたが、今日の行程を考えると無理な話だ。夕暮れが早くなってきており、周回するだけでも時間が足りない。コースタイムは5時間くらいだが、このペースで歩くと、帰りはヘッドランプの世話になることになる。 一般的には野登山(ののぼりやま)と呼ばれているが、鶏足山(けいそくざん)の別名もある。基準点名を調べてみると、「野登山」となっている。野登山は仏教色の濃い山だ。鈴鹿南部を代表する,入道ケ岳,仙ケ岳,宮指路岳の登山基地となっている,狭い小岐須の駐車場はマイカーで溢れていた。山頂まで車道が通じ,寺院や近代的なマイクロウェーブの設備のある野登山はどうしても敬遠され,この小岐須から登る登山者は少ない。 駐車場の西端が登山口で,おんべ川に降りて橋を渡ると登山道に入り緩やかに高度を上げていく。徐々に谷が狭まり,「スリバチ滝」のあたりのルートが最も険しい。濡れた岩場には鎖が設置されているが,あくまでも鎖は補助手段で,スリップはいけない。
この滝を過ぎると谷が二俣となるが,登路は左だ。等間隔で「通報ポイント」の標識が設置されているので安心できる。コースは谷筋が基本だ。谷が徐々に明るくなってくると鞍部の「まど」が近い。鞍部の手前は急登だ。
さて,まどからは尾根にそって高度を上げていく。イヌシデの林が続き,シロモジ,タカノツメなどの黄葉のきれいな二次林が山頂まで続いていた。傾斜が緩みススキ野原が現われると国見平は近い。 下山時間が気になるので,山頂はパスし,車道を通って仙鶏尾根分岐まで進み尾根道に入る。やせ尾根の仙鶏尾根は展望がよい。ザレた岩場には固定ロープが設置されている。30分で仙鶏乗越に到着し給水休憩。急こう配を下り20分で小岐須分岐,そして15分で林道に出て,小休止を入れおにぎりを食す。 後はちんたらと歩き駐車場まで戻った。ムベがたくさん実をつけていた。 |
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