2010年月11日3日 釈迦ヶ岳(大峰) |
■釈迦ヶ岳(大峰)2010年11月3日 No.570 隊長、うさぎ | ページ1 | ページ2 | 釈迦ヶ岳山頂に到着すると樹氷の花が咲いていた。山肌は色鮮やかに紅葉で彩られ、青空のキャンパスに樹氷がはえる。厳しい冬を迎える前に、一年で最も山が華やぐときかもしれない。展望も良く、稜線に並ぶ孔雀岳11779m、仏生岳1805m、八経ケ岳1915m等の主要山岳を一望できる。穏やかな稜線を持つこれらの山々にあって、七面山1619mだけは峻険な岩壁を露わにしていてた。しばらく展望を楽しみ、防寒、防風の為にダウンやレインウェアを着込んで昼食とした。今日はお弁当を持参したが、暖かいどんべいがうれしかった。しばらく休憩し、身体が冷えてきたので山頂を後にした。 大日岳 帰路では、大日岳に立ち寄った。山頂へは南側に巻き道があるが、あえて岩場を登ることにした。スラブ上の岩だが、ホールド、スタンスともあり、フリクションも効く。グレードでいうとVくらいだろうか。何とかクサリなしでもいけそうだが、確保してないので無理をせずにクサリを使う。ここは北側に展望が開けていて、釈迦ヶ岳の全容がつかめる。山体東側の岩塔群が印象的だ。
大日岳からの展望を楽しみ帰路についた。下りは木製の階段がありがたい。快調に降って、小仲坊に15時15分に到着した。はなれの前で休憩していると、今夜の宿泊者3名が到着するところだった。都市部からのアプローチが長いので、ここの宿坊はありがたい存在だろう。車道を30分歩き出発点に戻った。 完 | ページ1 | ページ2 | |
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