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2010年5月1日 池木屋山(台高)

 

池木屋山(台高)2010年5月1日 No.542 つくだにさん、隊長、(utty&shu)
〜滝巡り、そして花巡り〜
宮の谷駐車場(8:45)〜犬飛岩(8:53)〜休憩所〜風折滝分岐(9:51)〜(10:07)高滝(10:15)〜(11:10)ドッサリ滝(11:20)〜二股(11:48)〜池木屋山(13:07)〜(13:15)小屋池(13:58)〜(14:23)霧降山(14:40)〜青空平P1222(15:10)〜こぶし平P981(15:52)〜P866(16:28)〜尾根の分岐(16:40)〜宮の谷駐車場(17:16) 14km +1300m

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ドッサリ滝 2つの大きな滝を高巻きしばらく進むと今度は、勢いのあるドッサリ滝が音が聞こえてくる、谷に降り、滝の作り出す涼風でほてった身体を冷やす。見応え十分だ。今日はとにかく、帰路の時間の計算も忘れて、奥の二股まで、渓谷美を堪能しながら気の向くままに歩いてしまった。

  


ドッサリ滝

奥の二股 に到着すると、ツアーのグループが出発するところだった。林道の路肩にマイクロバスが停まっていたので、団体が入っているなと思ったが、二股で追いついたわけだ。少し距離を開けて登り始めたがすぐに後尾に追いついた。どこかで見た人だと思ったら、大杉谷自然学校のプロガイドの森さんだった。今日は仕事で十数名を引率しているとのこと。大杉谷の桃の木小屋に長年勤め、このあたりのことを熟知している。私も何年か前にガイド本の執筆で森さんの取材をさせてもらったことがあった。久し振りだった。先頭には若いスタッフがいて、ぐいぐい引っ張って行っている。グループの半数以上は年齢が高い人だが、決して遅くはなかった。さすがだ。大杉谷自然学校のWebサイトを見てみると、このツアーは難易度6の最上位にランクされていた。健脚者向けのコースとあって、参加者のレベルもが高かった。


山頂まであと少し

池木屋山頂にて 今日はuttyさんが、明神から池木屋山目指して縦走しているはず。朝早ければすでに、池木屋山まで到着しているかもしれない。こちらは道草ばかりで、思った以上に時間がかかってしまい、こちらの到着を待っているだろうと気が焦った。二股からの登りはきつい。前回は二股から山頂までは1時間20分かかっている。途中ツアー客が休みを入れたので追い越させてもらった。今回も時間を計ったように、1時間20分で山頂に到着した。uttyさんと息子のsyuくんが待っていてくれた、我々よりも20分ほど早く到着したようだった。情報交換していると先ほどの団体が登ってきたので山頂をあけることにし、小屋池まで降りて昼食休憩とした。

 
池木屋山 山頂1396m      木屋池

点の記 池屋山の山頂には二等三角点の記が埋標されている。点名は「中奥(なかおく)」で、所在地が「奈良県吉野郡川上村大字中奥字一ノ休場389番地」だ。興味深いのは順路で、「宮川ダム西方三滝より池小屋登山道を焼く5km進んだ山頂に本点はある」と記されている。気になったのは、「池屋」と記されていること。選点と造標は明治34年である。昭文社の地図を見ると破線として残されているルートだ。私自身まだこのルートは歩いたことがない。興味あり。

霧降山 uttyさん達は千石山南側の野営地まで2時間とのこと。とりあえずは、霧降山まで一緒に行くことにした。約25分で霧降山に到着した。ここの山頂は展望がよく、北は明神岳から桧塚、その向こうには三峰山脈、東に目をやれば、迷岳まで続く尾根、その右側には特徴的な山容を持つ古ガ丸山が見えている。池木屋山本体もここからはよく見える。山座同定などしながら小休止し、野営地に戻るuttyさん達とここで別れた。

 


池木屋山1395.9m

宮の谷左岸尾根については、前回の記録(池木屋山(台高)2009年12月13日 No.519)を参照されたし。コバノミツバツツジがよく咲いていた。アケボノツツジは1000mあたりが見頃だった。ホンシャクナゲが咲き始めていた。タムシバも白花を付けていて、落花した花が芳香を放っていた。なので別名が「ニオイコブシ」だそうだ。葉をかむとキシリトールの甘味があるようだ。長い尾根だが、花を見ながら下ったので苦にならなかった。


コバノミツバツツジ


青空平P1222

 
花を開きだしたホンシャクナゲ


尾根に咲くアケボノツツジとホンシャクナゲ

前回との違いは、ネットが二重になっていたことだ。開けて締めてを二度繰り返す。17時過ぎに駐車場に戻った。 完

 
ネットは開けたら閉める        宮の谷駐車場

出会った花 

 
イワザクラ

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