■大洞山(室生)2009年11月15日 No.516 隊長、うさぎ | ページ1 | ページ2 | 東海自然歩道 急斜面を降りきり、鞍部から少し登り返すと四の峰(894)を通過する。私設の名札がかかっていないと素通りしてしまうところだ。鞍部あたりから作業道と併走するようになり、そのまま進むと倉骨峠に出る。その前に東海自然歩道と合流するので、今回は峠を見ずに戻ることにした。 石畳 東海自然歩道は山麓を歩いているとよく見かけるが、舗装道路であったり、砂利道であったり、作業道や林道であったりするが、ここの道は石畳になっていて、熊野古道のようでたいへん雰囲気がよい。大洞山の南斜面に付けられていて日当たりも良く、大半が広葉樹林になっているので冬は明るく夏は涼しい。昼食時間になってきているので、石畳に座り食事にした。 葉を落とし裸になった樹林に、赤色の実をたわわに付けたマユミの老木が目立った。 東海自然歩道の石畳道でミズメを多く見かけた。落葉後だったので樹皮から判断したが、日当たりの良い谷間や沢の斜面を好むという生育環境に合致した場所だ。4,5月に総状に白色の花を多数付けるので、この時期に訪れてみたいと思った。 この石畳の道だが、途中で一カ所崩壊しているところがあり、迂回路が設けられていた。大きく谷を降りまた登ってこなくてはいけない。
この石畳道がおわると、山麓の大洞から登ってくる車道に合流する。コースはそれを横切るようにつけられている。 山麓へ戻るとススキと桜の紅葉がきれいだった。彩りの秋ももうすぐ終わりだ。これからの季節の取材は主に、ルート確認がメインになりそうだ。帰路は御杖村の道の駅に立ち寄り、食材に野菜類を調達し、上野経由で帰ってきた。 | ページ1 | ページ2 | |
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