2007年6月3日 荒島岳 |
■荒島岳(両白山地)2007年6月3日(日)No.411 隊長、うさぎ
ページ1 ページ2 山頂へは、ちょっとした鞍部があるので、少し高度を落としてから登り返す形だ。鞍部には佐開コース分岐がある。少し進むと尾根がやせ始め、もちが壁という急登が待っている。といっても階段や固定ロープが設置されているので、特に難はない。振り返ると展望もよく高度感もある。足元にはイワカガミが咲き、オオカメノキの白い花が目に付いた。シャクナゲやブナ、ミズナラがやせにへばりつくように生えている。 標高が1400mあたりになると、ダケカンバが見られ始める。この木が現れるとちょっとした高山き来たと実感する。上部は高木も少なくなり、チシマザサが優先するようになると、日当たりのよいところでカタクリが肉質の葉を広げている。すでに花は終わっているが、花の時期には楽しめそうだ。ヒメイチゲの葉も多く見られる。こちらも花がすでに終わり、キンポウゲ独特の液果をつけている。 のぼりが緩やかになると広々とした山頂に到着した。潅木が少しある程度で展望はすこぶるよい。展望を楽しみにしながら昼食にする。キジムシロがたくさん、黄色い花を開いていた。白い小さな花はワチガイソウのようだ。11時20分、まだまだ早い時間だが山頂を後にして帰路につく。 後記 山頂には電波反射塔があると聞いていたが、すでにその施設はなかった。 ページ1 ページ2
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