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2005_07_24,25 加賀白山

 

加賀白山 2005年7月24日、25日 No.335 隊長

●7月24日(日)
自宅(24日5:00)ー市ノ瀬駐車場(9:00)ーバスー別当出合(9:30)ー砂防新道ー室堂分岐(11:50)ー南竜テント場(12:10)ーテント設営と昼食&昼寝(14:20)ー油坂頭(15:20)ー南縦走路ー南竜テント場(17:20)
●7月25日(月)
南竜テント場(6:00)ーエコーライン分岐(6:20)ー(7:40)室堂(8:10)ー(8:40)御前峰山頂(9:00)ー室堂(9:25)ー観光新道分岐(9:55)ー別当出合(12:30)ー市ノ瀬(13:00)ー自宅(17:00)

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目を覚ますと4時半だった。テントは雨に濡れたようにべっとりとなっていて、外を見るとガスで何も見えない。トイレに行ってあたりを歩いてみるがモチベーションが上がらない。しかしテントの中で寝ていても何も得る物がないので、朝食を済ませテントを撤収する。その頃になると青空が広がり始めた。やはり山の天気は予測ができない。台風が接近しているので、午前中が勝負だろうと思い。急いでエコーラインから室堂を目指す。

 エコーラインの坂を登りきって、御前峰が見えるところまで来ると、夏空が戻ってきた。チングルマの群落あたりからは、御前峰を背景にいい写真が撮れる。やはり山は天気がいい。遠くからヘリの爆音が聞こえ、朝のうちに荷揚げを済ませるようだ。


弥陀ヶ原の木道を清々しい気分で歩く。朝の斜陽光で輪郭がはっきりして、メリハリのある風景が目に入ってくる。岩に腰掛けてしばらく眺めていたい心境だが、山頂がガスに包まれるまでに山頂まで行きたい。

室堂の手前の分岐点にザックをデポして、山頂を往復することにする。室堂までくるとガスが掛かり始める。とりあえず山頂まで行くことにする。ミヤマクロユリ、ハクサンフウロ、クルマユリ、イワギキョウ、イワツメクサなどがたくさん花を開いている。写真は帰り道ということで、急いで山頂まで登る。その甲斐があって、山頂部分の絶景を楽しむことができた。池巡りをしようと思ったが、夕方には帰らねばならないので、急いで下山することにする。


山頂の白山奥宮


大汝峰


山頂の三角点


山頂から室堂


山頂付近のイワギキョウ


登山道に咲くハクサンフウロ


室堂周辺にはミヤマクロユリが多い


新しくできた木道。以前は歩きにくかった


観光新道分岐

観光新道分岐点から別当までは5.2kmとある。砂防新道が5.1kmだから下山にかかる時間はさほど違いがないはずだが、新道の後半の急降下は、水に濡れた岩がつるつるすべりたいへん難儀だ。しかし花の多さは断然、観光新道にぶがある。期待を裏切らない花畑が連続し、高山から亜高山の花が切れ目なく繋がっていくあたりが、白山の醍醐味かもしれない。タカネマツムシソウの開花を密かに期待していたので、開花株を見つけたときには大変嬉しかった。絶え間なくシャッターを押しながら花の斜面を下る。殿が池避難小屋まで来ると花も一段落する。後はササユリを見てフィニッシュだ。

殿が池避難小屋で軽く昼食をとって、一気に別当まで下った。時間に縛られちょっと窮屈ではあったが、満足のいく花の山旅であった。

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2005_07_24、25