2004_10_17伊吹山
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■鎌尾根(鈴鹿)2004年10月23日No.290 隊長、うさぎ ページ1 ページ2 鎌尾根の核心部はやはり衝立岩付近だろう。展望がよいのでついつい長居をしてしまう。紅葉の好ポイントでもあるので、じっくりと撮影に専念もできる。ここは宮越山までの中間地点で、今から往復してこなければならず、あまりのんびりもしていられない。
稜線の鞍部へ降りて登り返したところが、尾根の分岐点なっている。コースが九の字に曲がっているので、衝立岩周辺の紅葉がよく見える。昨年に比べるとやはり見劣りする。このあたりまで来ると、水沢峠から周回してきたと登山者と出会うようになる。といっても、ひと組の夫婦と男二人組、それからソロの男の登山者だけだった。 紅葉はあまり期待できなかったが、宮越山から鎌尾根を振り返りたかったので、とりあえずは宮越山まで行くことにする。風化の進んだざらついた花崗岩の岩場をよじ登り、鎌尾根を振り返る。色があまり出ていないし、曇り空になってきたので、ぱっとしない。しばらく陽光を待つが、待つと出てこないのは世の常だろう。山頂で昼食を採ろうかなと思ったが、そのままの勢いで衝立岩まで戻ることにした。 人もなく、静かな稜線でゆっくりと昼食が採れた。北から雲が次々と流れてくる。光と陰に一喜一憂しながら、昼食の合間をぬって撮影のチャンスをうかがう。本日のメニューは、いなり寿司と串カツと野菜たっぷりのラーメンだ。紅葉を楽しみながら贅沢な時間が流れていく。半分まで折り返しているので、ここから鎌ケ岳までは1時間はかからないだろう。もう少しここにとどまりたいが、頃合いを見計らって腰を上げ、鎌ケ岳を目指す。食後は足が重い。 再び鎌ケ岳の山頂に立つと、秋の斜陽光で山並みがコントラストを増している。山頂にはもう誰もいない。四方を見渡し、しばらく絶景を楽しむ。 ページ1 ページ2
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2004_09_20 藤原岳 鈴鹿 |