2004_05_21 迷岳
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■迷岳(台高)2004年5月21日 No.270 じんじんさん、なっきーさん、隊長 唐谷橋駐車場(8:45)〜尾根の鞍部(10:01)〜前衛峰(10:25)〜P930飯盛山(11:10)〜唐谷分岐(11:55)〜(12:41)迷岳山頂(13:44)〜唐谷分岐(14:10)〜唐谷川(14:47)〜二ノ滝(14:53)〜一ノ滝(15:29)〜林道終点(15:40)〜唐谷橋駐車場(16:38) 山頂はブナ林に囲まれていて展望は良くない。シロヤシオは何本かの木があるが、花をつけている木は少ない。しかし、ちょうど花が盛りの時期だ。 山頂のブナ林
帰路は唐谷コースを使う。登山コースや林道はいろいろと変遷があるようで、現在のものを性格にトレースした市販地図はない。飯高町ホームページでは、奥二股(P794)地点へ降下するルートだが、実際には林業用の道を忠実に降下すると、奥二股よりもう少し下流に降り立つ。途中でタケシマラン(ユリ科)を見つけた。昨年、桧塚で見たものより小さいので、ヒメタケシマランと思われる。
植林帯の急勾配を40分ほど降りると水量豊かな唐谷に降り立つ。年季の入った丸太橋を渡り右岸をするむ。ひとつ目の滝が三ノ滝で、林道手前には二ノ滝がある。どちらの落差があり見事な滝だ。その間には小滝やナメ滝がいくつもあり楽しませてくれる。
二ノ滝を過ぎると林道終点にエスケープできる。そのまま下ると時間もかかりかかりそうなので、わらわれは林道にエスケープした。林道では、マルバウツギ、ウツギ、ヤブウツギが花盛りだで、キイチゴを摘みながらのんびりと約1時間の林道歩きを楽しんだ。
山名であるが、やはりこの写真のピークを飯盛山(P809)としたいと思うのは誰しも思うことかもしれない。駐車場の手前で少し雨に降られたが、痩せ尾根のバリエーション、山頂付近のブナの原生林、大きな滝が何本もかかる唐谷に満足できる山行となった。行動時間が8時間を越えると、それ相応の充実感が得られる。台高の前衛鋒的な存在である迷岳の奥深さが感じられる山行となった。
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2004_04_03 |