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■2001.01.28 竜ケ岳 ホタガ谷−ヨコ谷 白銀の世界へようこそ!昨日、平野部でまとまって降った雨は、ここ竜ヶ岳では雪だったのだろう。平地からは雪帽子をかぶったようだったが、登ってみるとそこには別世界があった。 |
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9時前に宇賀渓谷の駐車場を出発する。天気予報によると天候も徐々に下り坂に向かい、このコースは少し距離があり、積雪もかなりありそう、ということをインプットした。これらの条件をもとに、大脳に染みこんだ勘と経験が、体力と相談しながら足を動かしてくれる。 |
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昨日はしっかりと雪が降ったようだ。太股まではまりながら、大の大人が5人でトレースしていく。沢を離れるあたりが最も雪が深く、思うように進めない。我々がトレースし、男女6人のグループが後に続いた。 |
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遠足尾根に出ると抜群の眺望が開けた。雲が切れると藤原岳が光り輝き、コントラストが輪郭を刻む。真っ白な雪原には風が描いた紋様を目で追っていくと、その先には氷をまとった木々のオブジェが点在する。今年の冬の鈴鹿は素晴らしい。白色と陰影だけで、こんなに素晴らしい絵が描ける自然の偉大さを実感できるのは、ここに来たものだけの特権だ。 |
![]() 樹氷 |
春を迎える準備のできたドウダンのつぼみも、この試練を乗り越えてこそ、綺麗な花を咲かせることだろう。 |
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灌木帯を行く
灌木帯の中で風をしのぎながらの昼食タイム。雪を踏み固めて陣地をつくり、カップ麺とコンビニおにぎり。普段から飽食に痛めつけられ、くたびれている体でも、山に来るとこんな質素なメニューで最高のよろこび味わえる。これも山人の特権か。 |
![]() 鞍部の雪原 |
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もうすぐ山頂
さすがに山頂は厳しい。昨日の雪も北風に吹き飛ばされて、凍り付いた雪肌が足下を固めている。 |
![]() 山頂 |
毎週、鈴鹿に来ている方に出会った。目を合わせただけで、ごく自然に話ができる。気持ちがニュートラルになれば、コミュニケーションは自然と成立する。しかし、今の子供達はそれができない。この自然の中に放りだしてやろうか。 |
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