春の草花の見頃は新緑までの僅かな期間だ。山域も限られてくる。春の草花は、鈴鹿山系ではやはり土壌が石灰岩質の藤原岳、御池岳で多く見られる。藤原岳では豪雨災害までは坂本谷が花の宝庫だったが、今は土壌が流され、登山道も流失し入山できない。現在は草花の多い孫太尾根ルートが人気だが、以前は、登山道ではなく、限られた人が登っていた。御池岳の草花は、コグルミ谷を登るた多くの種類が見られる。

撮影機材 OLYMPUS EM1mark3 M.ZUIKO ED100-400 EM2mark2 ED12-100mm GoPro7

コグルミ谷の草花は、季節を追って種類が変わっていくが、花の種類が多いのはやはりこの時期だろう。ニリンソウ、キクザキイチゲ、イチリンソウ、シロバナネコノメソウ、ヤマエンゴサクなどが見れれた。詳しくはレポートを見てください。

登山レポート http://www.alpkk.com/html/2021/2021_04_12oike/2021_04_12_R.htm

YouTube → https://youtu.be/NUxTZIxeiRc

ニリンソウ
ムラサキケマン
ヤマエンゴサク
キクザキイチゲ

野鳥では今回、オオルリを撮るつもりで入山したが、さえずりは聞こえなかった。朝から、ミソサザイが元気だったが姿は一度も捉えることはできなかった。十数mの距離でアカゲラが撮れたので、お土産ができたなと安心していると突然、アオゲラが出てきた。ドラミングと鳴き声でアカゲラだと思いファインダーを覗くと、なんとアオゲラだった。この山域、アカゲラはたくさんいるが、アオゲラはまれにしか見ない。なんとなものにしたかったので、しばらく粘っていると、撮影のチャンスが巡ってきた。写真と映像と両方撮りたいので難しくなる。