岩木山は、8合目までバスを使えば簡単に山頂にたてるが、それでは今回の遠征の意味がなくなる。やはり、由緒正しく神社から山頂を目指した。山頂の標高は1625mだが、登山口の神社は180mで、標高差は1400mを超える。夏日で、登山には厳しい環境となり、小休止で体を冷やしながら登った。8合目から山頂にかけて紅葉は見頃だった。

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津軽平野に孤立する岩木山は、津軽富士と呼ばれるだけあって、堂々として見事だ。標高が1600mとは思えない存在感がある。弘前の金木に生まれた太宰治は、「弘前から見るといかにも重くどっしりとして、岩木山はやはり弘前のものかもしれないと思う一方、また津軽平野の金木、五所川原、木造あたりからの眺めは岩木山の端正で華奢な姿も忘れられなかった」と書いている。奇しくも翌日、太宰治記念館を訪ねることになった。

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岩木山山頂1625m 展望の良い山頂で、岩木山神社の奥宮、避難小屋があった。赤とんぼと紅葉が、秋の雰囲気を演出していた。しばらく展望を楽しみ山頂を後にした

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