花の時期に合わせて北海道の花の百名山をめ座した。目指した。北海道には梅雨がないといわれるが、温暖化の環境変化でここ数年の天気を見るとあまり良くない。天候はまさしく天に任せ、花のいい時期を狙って山行を計画した。当初は、時間がとれる二日目と三日目に登山をあてたが、予報では3日目に天気が崩れるようなので急遽、初日に富良野岳、二日目に十勝岳に登ることにした。

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安政火口が近づくと、エゾシモツケ、イソツツジの花が目についた。火口付近の標高は1500mに満たないが、雪渓の残る緑が鮮やかな山腹を見ると、高山に来た雰囲気になる。火山ガスの匂いがすると、十勝が活火山であることを改めて思い起こさせる。気象庁の十勝岳の火山活動を見ると毎年のように記録されている。大きな噴火は30年ごとにくるらしいが、いつ噴火してもおかしくない状況だ。御岳で多くの登山者が被災した事故の記憶が新しいので、それなりのリスクを背負った登山であることを改めて考えさせられた。北海道には他にも怖い物がある。ヒグマとエキノコックス症で、ヒグマはとりあえず熊鈴を鳴らす、エキノコックスは沢の水を生で飲まないで対処できる。

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16時過ぎに山を下り始め、2時間で登山口に戻った。今夜の宿は連泊予定のフラヌイ温泉という民宿で、登山口から30分で到着した。食事は町に出て焼き鳥屋で食事した。やっている店が少なかった。

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