この日は山岳雑誌の取材だったので、山の風景を中心に撮影するため E-M5Ⅲ+M.ZUIKO Pro 12-100mmをメインに使用した。登山の標高差もあり長い行程だったので、ボディーもレンズも軽量化し、野鳥用のレンズはコンパクトなE-M5Ⅱ+M.ZUIKO 75-300mmを持参した。

不動な七重の滝「日本の滝百選」

E-M5Ⅲ+M.ZUIKO Pro 12-100mm
E-M5Ⅲ+M.ZUIKO Pro 12-100mm

登山口に向かう前にまず、日本の滝百選「不動七重の滝」を撮影。日陰で手持ち撮影。E-M5Ⅲ+M.ZUIKO Pro 12-100mm F4 0.6 で撮影。

E-M5Ⅲ+M.ZUIKO Pro 12-100mm

本日の取材は風景の撮影が目的で、野鳥は本務ではなかったし、時間に制約があったので、自然の記録として撮影した。それでも数種類の野鳥と出会い、標高差の登山の厳しさを和ませてくれた。ヤマガラ、キバシリ、キクイタダキ、オオルリが遊んでくれた。

E-M5Ⅱ+M.ZUIKO 75-300mm
E-M5Ⅱ+M.ZUIKO 75-300mm
E-M5Ⅱ+M.ZUIKO 75-300mm

前鬼から世界遺産奥駈け道に入る。針葉樹林に広葉樹が点在し、オオモミジの木にヤマガラがいた。シャッターが遅れたのが功を奏し、飛び立つ写真がゲットできた。すると、聞き慣れない鳴き声がしたのでよく見ると、キバシリが木を登っていた。

大日岳の岩場から大峰釈迦ケ岳 E-M5Ⅲ+M.ZUIKO Pro 12-100mm
シロヤシオ E-M5Ⅲ+M.ZUIKO Pro 12-100mm
キクイタダキ

亜高山帯のトウヒの針葉樹林に入ると、キクイタダキがトウヒの梢で鳴いていた。この鳥は亜高山帯の鳥なので、見る機会が少ない。写真はトリミングしてこの程度。やはり300mでは不足だ。登山道を外れて近づくことも出来ず、1000mm以上がほしいシーンだった。この日はオオルリが活発で亜高山帯まできていた。さえずりは朝からよく聞こえていたが、なかなか姿を見せなかった。写真は、距離が遠かったので仕方なく電子ズームを使った。写真はトリミング。

オオルリ E-M5Ⅱ+M.ZUIKO 75-300mm
オオルリ E-M5Ⅱ+M.ZUIKO 75-300mm
オオルリ E-M5Ⅱ+M.ZUIKO 75-300mm