足早に過ぎていく春の草花。山麓ではシャガやヤマブキ、シャクの花が満開だ。カタクリ、ヒトリシズカの花は終わった。枯れ葉の林床からフデリンドウの花が咲き出した。林床の枯れ葉をかいてミミズを探すアナグマ。歌鳥のクロツグミは美声を谷に響かせている。オオルリが少し旅の疲れがとれたのか、大きな声で鳴きだした。原住民のイヌワシペアも元気だ。ハチクマが谷から上がってきた。イヌワシがトビに襲いかかる姿はまさに、山の王者だ。

オオルリ Blue-and-white Flycatcher

オオルリ
オオルリ

この日は気温差が10度以上あり、陽炎との戦いになった。

イヌワシ オス Golden Eagle

山腹の新緑

ハチクマ Oriental Honey-buzzard

ハチクマが谷から上がってきたが、陽炎がもっともひどい状態で絵にはならないが観察記録として掲載する。先週のサシバに続き、今週はハチクマだ。移動途中で休んでいたのだろう。上昇気流とともに飛び去った。

イヌワシ飛行 11:27

イヌワシ ペア飛行

さてどちらがオス、メス

そうの膨らんでる

イヌワシペア

昼過ぎにまたペアで出てきた。しかも陽炎が最もひどいときに。観察記録として見てください

この後、オスがトビを狩った。トビをつかんで森に降り、メスワシが後に続いた。トビが逃げたが、イヌワシの速度にはかなわない。旅客機と戦闘機ほどの速度差だ。

アナグマ badger バジャー

ごそごそするので見るとアナグマだ。落ち葉をかいて餌を探していた。イヌワシには気をつけようね。

フデリンドウ

フデリンドウ