YouTube → https://youtu.be/_LRBl7hqknI

長浜の棚田の蓮が見頃と聞き、伊吹山に上がる前に立ち寄った。休耕田を活用し、ハスが栽培されている。観光スポットのようで、朝早くから見学者が多かった。

伊吹山はオールナイトで駐車場がいっぱい

予想はしていたが、梅雨あけの日曜日で、伊吹山は車と人であふれていた。

いきなりツーショット 10:35

現場に着くなり、カメラマンの望遠レンズは一斉に北尾根の岩場を向いている。いきなりのツーショットだ。慌ててカメラを準備しとりあえず手持ちで撮影した。いきなりのチャンスに戸惑うほどだった。

左 母  右 父

そしてサーナが谷から出てきた。11:39

幸先のいいスタートだったが、このあとが全く続かなかった。ペーアは飛んでくれたが、山頂から西側が多く、遠いので写真にはならなかった。山頂からだともう少し観察出来たと思う。この日は猛暑日で、山麓の関ヶ原の気温は37度で、山頂でも30度の迫ろうとしていた。これではイヌワシも活発には動けない。

シカも暑いので寝そべっています。
岩壁に咲くコオニユリ 小さいのでわかるかな?

遊歩道を散策し草場を観察した

そろそろ夏の花の本番だ。保護策の内側や法面でしか見られないのは残念だが、一輪々を確かめながら歩くのは楽しい。アルプスの花もこれから10日ほどが見頃だ。

アカソ
オオバギボウシ
カワラナデシコ
シシウド

伊吹山のフウロは、グンナイフウロ、ハクサンフウロ、イブキフウロ、エゾフウロと多様だ。ハクサンフウロは高山で見かけるが、低山では珍しい。高山のモノより小型だ。

ハクサンフウロ
クガイソウ

キヌタソウ

小さなアカネ科の花だ。逆に小さいので目に付く。

キヌタソウ

キンバイソウ

キンバイソウが一輪だけ咲いていた。以前からそれほど多くない花だったが、それでも一輪ということはなかった。

キンバイソウ
サラシナショウマの穂にアキアカネ
クガイソウ
キオンとミツバチ

シモツケソウ

夏のイブキを代表するシモツケソウだが、保護柵の中や法面でしか見つからない。

シモツケソウ

ルリトラノオが咲き出した

昨年も確認したが、この花は遊歩道を歩いていると、所々で見られる。これから盛夏にかけてのはなだ。

ルリトラノオ
ミヤコアザミとヒョウモン

イブキトラノオ

これも和名にイブキが付く花で、以前は、たくさん咲いていた。しかし今は、シカが食べにこれないところでひっそりと数輪が咲くのみ。寂しい限りだ。

イブキトラノオ

イブキジャコウソウ

和名にイブキが付くが、高山に行けばよく見かける。本家の伊吹山では限られたところ少し咲いている。

サラシナショウマ

サラシナショウマの花が開き始めた。伊吹山の秋を代表する花だ。この花はシカの食害を免れているようだ。秋の青空にサラシナショウマの白い穂が似合う。秋の散策に期待したい。

サラシナショウマ