ユキホオジロ

ユキホオジロが海岸で小集団で飛び回っている。始めた見た冬鳥だ。冬鳥として主に北海道道東に渡来するが、数は多くないようだ。海岸沿いの草原や農耕地で、雑草の種子などを食べて生活する。繁殖期は北極圏のツンドラ地帯で過ごす。日本に渡ってくる際は、数羽から数十羽の小群で行動する。鳴きながら小郡で飛んでくるのでよくわかる。

ユキホオジロ

ウミアイサいた

本州でもよく見かける冬鳥。カモ類で魚を獲って食べる。

11時に見切って宗谷岬をあとにした

南西風が益々強くなってきた。11時に見切りをつけた。5時間、観察を共にした奈良のご夫婦と連絡先を交換し、帰りに浜頓別のオオワシの森に立ちよくことにした。ここはサケの遡上と産卵をしているところで例年、サケをオオワシが集まってくる。まだか時期的には速いが、渡りも半ば少しは期待できそうだ。

海岸にオオワシが降りていた 11:32

宗谷から浜頓別は約1時間の距離。海岸を気にしながら入っていると、浜に一羽、オオワシがいた。この風では何かできない。休憩しているのそれとも、逆風をついて渡ってきたのか、浜に降りたまま動かない。撮影のいいチャンスが。飛び立つ気配がないので20分くらいで見切り浜頓別に向かった。

浜頓別オオワシの森

今年の3月にも立ち寄ったオオワシはいなかった。ここにおおわしが集まるのはサケが撮れるときだけの期間限定だ。到着するとカラスがたくさんいたので、木の枝を四億見るとオオワシがとまっていた。川沿いの木を観察すると何羽もいる。成鳥より、若鳥と幼鳥が多いような印象だ。今回とまり物が撮れなかったでよかった。

オオワシのなる木

ハクチョウ

枝とまり三世代 幼鳥 若鳥 成鳥

幼鳥、若鳥、成鳥が並ぶとよくわかる。幼鳥はまだ羽毛が柔らかく、くちばしもあまり黄色くないし、全体的に痩せている。成長するにつれ体が太くなっていくのが分かる。カラスが大鷲の動向を常にチェックしている。待っていると飛び出しがあるので、飛翔心の撮影も出来る。渡りのシーンは緊迫感があるが、越冬地にたどり着いたオオワシたちはゆとりが感じられた。

比較するとくちばしの色の世代ごとの違いがよく分かる。

手前から幼鳥、若鳥、成鳥
オオワシ幼鳥
幼鳥

オオワシ幼鳥二羽

若鳥とまり

オオワシ若鳥と成鳥

カラス