このシリーズですが、里山と低山なので猛暑日が続く今季は観察が厳しい。しかし野鳥や動物の営みはあるわけで、生きていくために環境の変化に適応しながら厳しい自然で生きている。今回は、イヌワシ観察をトレイルカメラデータ回収が目的。
トレイルカメラには初めて、ニホンリスが写った。この森はクマタカやイヌワシを養う豊かな山域だ。当然ニホンリスも居るだろうがカメラに写らなかった。ハクビシンが8月になり、よく写るようになった。交尾のシーンが映っていた。
イヌワシはペアで飛んで暮れた。ペアで見るのは5月以来かも。オスは何度か撮影出来ているが、メスがなかなか出てこなかった。ここのペアの繁殖状況はよく分からないが、ペアで大空を舞うシーンを見て安心した。
この日は朝からサシバやカケス、アカゲラが鳴き、野鳥が活性化していた。猛暑の中1時間半の登りはきついが、イヌワシに来たいが膨らんだ。
軽量化のため夏は、撮影システムを最軽量にしている。従って、単焦点の長いレンズではないので当然、解像度が落ちてします。もう少し涼しくなれば中型のレンジを運べるが。
撮影システム Sony A7R5. FE 100 400mmGM OSS. DJI ACTION 3
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この日はアオバトが活発
一頃は姿を見せなかったが、集まってきた感じ。

トビが飛ぶ
朝から出てきたの猛禽も活性化している

イヌワシがペアで出てきた
久しぶりのペアで。5月以来かな。オスは度々、観察出来ていたが。イヌワシの出てくる午前中の目安の時間が10時ぴったり。2時間半待ちで出てきたので気持ちにゆとりが出来た。











カラスアゲハ
前回もコクサギ花に来ていたが、今回もまた集まっていた。この木に産卵し路湯丁が葉を食べるみたいだ。菌緑色の鱗粉が輝いて綺麗だ。




ポジションを移動し狩りのシーンをねらったが
ポジションを移動するのも一苦労で時間もかかる。この時間は観察出来ないので、いつも気になりながら移動している。しかし、足で稼いがないと、意外なチャンスも来ない。ペア下狩りに出たという読みはあたっていると思うが、なかなか見える範囲で狩りはしてくれない。根気強く続けることが大切だ。いつかなからず。



トレイルカメラ画像
ハクビシン

テン


シカ

ハクビシン

ハクビシン交尾


猪


ニホンリス

サル

観察後記
アクションカメラの無線マイクのレシーバーを落としてしまった。親指ほどの大きさで探すのは無理だろう。アクションカムはDJI ACTION3で、長く登山で使ってきた。冬の南アルプス3000m気温がマイナス15度でも作動した。十分使ったしマイクレシーバが内蔵されていないのいので外付けだった。接続が緩いので紛失に気をつけて使ってきたが、暑くて注意散漫状態だった。ちょうどいい機会なので、DJI ACTION 5Proとmic miniを購入した。ナレーションも現地で入れた方がリアルだし、現地で入れられない分はパソコンで捕捉ということで、しっかり使うと思うのでいい買い物だった。