この日の伊吹山頂の天候は曇り予報で西風。猛暑日なので曇りは助かるが霧は困る。山頂の駐車場は予報通り霧で視界がない。まずは草花の観察から始める。シモツケソウ、メタカラコウ、ルリトラノオなど夏の伊吹を代表する花が見頃だ。1時間で駐車場に戻り、さてどうするか。霧が晴れるのを待つしかない。5合目まで下って野鳥観察開始。しかが駐車場まで出てきた。イワツバメやカラスが飛び出し、そろそろ猛禽類が期待できそうになってきたところで、大曲付近のガスが上がりだしたので、上の上がった。












イワツバメ


五合目の駐車場に出てきた鹿

道路の向こうに子鹿もでてきた。かわいいね。


ホオジロ

大曲の斜面も鹿が多い


まず出てきたのチョウゲンボウ
トビやチョウゲンボウが飛び出すとイヌワシも出てきそうだ。

獲物を草ごとつかんだか?

西風に乗って滞空飛行するチョウゲンボウ


谷にしか



イヌワシ西尾根とまり
飛び出しも撮れるが、それより、次どこへ行くか。この距離ではなかなか写真にならない。

来たと思ったらトビだった



風があるので、西尾根から飛び出すと高度を上げそうだ。北尾根に飛ぶ場合は、北尾根登山口付近の待避所がいいが、風がでてきたんで、思い切って駐車場まで上がることにした。比較的、近くを飛ぶことが期待できるが、近いだけに通過が早い。発見が遅れると後ろ姿になる。
谷の下を飛んだのであっという間に谷に消えた。上がってくると信じて待った。
予測通り出てきたイヌワシ雄




そのうが大きい これで午前中出なかった理由がわかった 狩りに出る必要がなかったということだ



西に飛んだので、山を周回してお立ち台の可能性が高い。お立ち台にいくか、それとも駐車場で粘るか、判断が難しい。山頂付近を飛ぶなら動かない方がいいし。お立ち台から北尾根に飛ぶ確率も高い。北尾根を意識しているとトビにも反応してしまう。
北尾根を飛ぶトビ

この距離なんで飛んでも撮影は厳しい

移動しようかと思っていると、先に飛ばれてしまった。駐車場からだと北尾根は遠いので厳しい。

北尾根に向かうイヌワシ雄


北尾根に急降下した。
北尾根から戻って岩場に止まることを期待したが、1時間待っても戻らないので諦め、大曲まで降り北尾根を見てみると。
来た尾根の岩場にとまっていた イヌワシ 雄
待避所からの距離は約825m、600mmにテレコン1.4 クロップで1200mm相当。多分雌も近くにいると思われるがこの位置からは見えない。



飛び出しを30分待ったがすでに時間が17時になった。西風なので飛び出しは西向き。おそらく尾根の向こう側に飛ぶので飛び出しは撮れないことにして観察終了。