日陰は涼しいが仁座氏が厳しい季節。イヌワシは木陰にとまって狩りや縄張りの監視。いい風が出てきたのでペアで飛んでくれた。シシウド、イブキジャコウソウ、酢もつけそうなど夏の花がそろそろ見頃になってきた。

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道路の法面の草花は、シカが食べないので以前と変わらない。ソバナ、ヒヨドリ花、キオン、イワギボウシなどの花にアサギマダラやハナバチが集まる。

ソバナ
ヒヨドリ花の蜜を吸うアサギマダラ
キオン モンキチョウとハナバチ

この日は朝からトビが飛んだので、イヌワシも期待できそうだ。

トビ

シカが若草や若葉を求め標高を上げてきた。

イヌワシは西尾根の木の枝にとまっていた。日射しが厳しい季節、日かげで、縄張りの監視と獲物探しに都合が良い。

北尾根に向かって飛び出した。高度差を利用して速度を上げる。概算すると時速180km、猛禽ではハヤブサに次ぐスプリンターだ。

イヌワシオス

ホオジロ、カッコウ、イカル、アカゲラ、イワツバメはよく見かける。

ホオジロ

トビが飛ぶ旅にはっとさせられる。出てくる猛禽、すべてに素早く反応しないとイヌワシは撮れない。

午後にイヌワシの雄が西尾根の枝にとまった。飛び出しを待つ。距離は遠いが観察はできる。

飛び出して上昇旋回してくれた。しかもペアで。逆光で遠いので写真にはならないが、観察できたので満足だ

シシウド