天候条件がよかったので登ってみた。朝から小鳥たちが活発だ。二日前は小鳥の気配もなかった。ルートを少し変えたので到着が少し早まった。大きな国道は大きな町を通るので混雑するが早朝は意外と交通が流れている。帰りは帰宅ラッシュなのでいつもの田舎道を走ることにした。今日は平日なので登山者はなし。気楽に野鳥を見ながら登ることにしよう。

登山口の標高は600mくらいで、紅葉が見頃だ。朝から小鳥たちホオジロが活発なので、イヌワシの期待が高まった。



アカゲラが出てきた。虫などの餌を探しながら木から木へ。



尾根まで上がると青空が広がっていた。日差しもあり暖かい。上昇気流があるので、笹又でもいいかなと思ったが、天気がよいので予定通り静馬ヶ原まで行くことにした。

静馬ヶ原で粘るが鳥の気配がない。ここの標高が1130mくらいで、笹又の上部が1000mくらい。このあたりが露点らしい。静馬ヶ原までくると少し霞がかかったような状態だ。カラスがなかないか、トビが飛ばないか見ながら観察を続かれるが、生命反応がない。シカが1頭だけ出てきた。動物がいないとイヌワシも出てこない。11月下旬は南西方面で飛ぶことがおおかった。しかし、山頂へは行けないので、ここの観察ポイントは変更できない。イヌワシこちらの北面にいれば、一度は飛ぶはずだが出てこない。


平野部はいい天気のはずだが、やはり今回も1200m以上は寒気の影響が出る。ようするに日本海側の気候だ。これでは観察が難しい。とりあえず14時過ぎまで粘ることにした。


下山の時間がいるので14時に下山開始。もちろん、何度も立ち止まり双眼鏡で観察する。

笹まで降りると、畑で数人のグループがBBQをしていた。BBQをするのは楽しくていいが、大砲レンズが並んでいた。この人たちBBQをしながら野鳥観察できるのかな。自由の国だから自己責任で何をしてもいいと思うが、真剣に野鳥観察する人が見れば、どう思うだろうか。