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今日は2024年イヌワシ観察会第3回目の日。季節の変わり目は天候が不安定になる。実施が危ぶまれる天気予報だったが好転し予定通りの実施となった。7時過ぎに伊吹山に上がった。オールナイト営業だがそれほど観光客は多くなかった。予報が当初あまり良くなかったからだろう。気温は高く弱い南西の風で条件はあまり良くない。観察地の待避所でスタンバイ。

朝の伊吹山

サルナシ

サルナシの実がなっていた。植物を見ると季節の変化がわかる。

サルナシの実がなっていた

山頂の駐車場ではススキの穂がでだした。気温が高く暑いが、季節はすでに秋にさしかかった。花の観察もひょていしている。夏の花が終わり秋の花になっている。

琵琶湖北部 ススキの穂が出始めた
積乱雲がでている 雷雨の心配がある ときおり遠雷が聞こえた

観察会待避所でスタンバイ

谷はまだ日陰だ。イヌワシファミリーが出てほしいが、こればかり予測不能だ。気温が高く弱い南西風なのが気がかりだ。天候に恵まれ、雨やガスの心配はない。

バスが到着して観察開始

管理人さんから、入門者にむけた双眼鏡の使い方など説明を聞く。今日はたくさん目があるので、野鳥や動物を見落とさないだろう。早速、ツキノワグマが谷から上げってきて尾根に消えた。写真を撮る間もなかった。

トビが悠々と飛んでいる 9:55

トビが安心して飛ぶとき合う近くにイヌワシはいないだろう。しかし、トビだ出てきたということは野鳥たちのかづどうがはじまったということで、イヌワシの飛来に期待が高まる。

道路の法面に咲く夏の花は終わっていた。足元にハマエノコロの穂が出ていた。

ハチクマが出てきた 10:30

イヌワシが来たかと思ったらハチクマだった。チョウゲンボウやハヤブサはよく見るが、ハチクマはそれほど見られない。悠々と旋回している。イヌワシは近くにいないといういことだ。

時折ガスがかかり、遠くには積乱雲がでてきる。さてイヌワシはどこにいるのか。ガスが下降しているので、この状態だと谷は飛ばないだろう。北尾根の遠くでインワが旋回したが双眼鏡で確認出来る大きさでとても撮影が出来ない。上昇気流のあることろにいるようだ。

花見ハイキング 13:00

時間が来たので、昼食とトイレにバスが駐車場に上がった。空を見ると彩雲が見られた。湿度が高く素敵が浮遊し回折現象で虹ができる。引き続き観察したい人は待避所に戻り、数名の人と管理人さんと二人で花にハイキングに出かけた。

彩雲が出た

早速トビとハヤブサが出てきた。それに続いてチョウゲンボウが飛んだ。イヌワシがいつ来るか分からないので、空も気になる。

tととbとびトビ

チョウゲンボウ

チョウゲンボウ

サラシナショウマ

天気が良かったので展望もよかった。ただし日射しが強くて暑かった。この時期は伊吹山の秋を代表するサラシナショウマが見頃だ。シカの食害から免れ群生している。青空と雲に、サラシナショウマの白い穂が生えた。特産種のルリトラノオが所々で見られた。

サラシナショウマ
オトギリソウ
ルリトラノオトラノオ
北尾根方面 中登山道
観察会の待避所が見える
サラシナショウマと琵琶湖
ミツバフウロ

親ワシが様子を見に見張り台に来たが

下山途中で見張り台に親ワシがとまったと無線連絡が入った。急いで見える位置まで下ったがすでに飛び立っていた。観察場所より近い位置で見られたのに残念だ。北尾根の方から飛んできて、北尾根の方に戻ったようだ。後で写真を見せてもらうとそのうがかなり膨れていた。やはり上昇気流のある所で狩りをしてようだ。

待避所に戻り観察を続けたが

待避所に戻り観察を続けたが、イヌワシは出てこなかった。イヌワシファミリーは朝から、遠くでしっかり食べたようだ。今日のファミリーは北斜面から離れているようだった。