伊吹山のイヌワシの子「ニーナ」が5日も餌をもらっていない。これはやばいかも、と思いながら伊吹山に向かった。今年になり3度、餌不足のピンチのときに伊吹山にいっている。その日は3度とも餌の配達があった。今回が4度目で、私が行けば必ず餌の配達があるはず。この時期、兎があまり捕れないし、鹿の子は大きくなって捕れない。アオダイショウとヤマドリが主な獲物だ。ここ数日は天気が悪かったので親鳥も飛行できず狩りが出来なかったようだ。しかし今日は昼前から一気に獲物が届きだした。まずは午前にカラス、午後にはヤマドリの雛。そして夕方にはカモシカの子の足が届いた。やれやれ。この日午前中はガスがあったので、まずは湖北の管山寺に向かった。アカショウビンとサンコウチョウの撮影が狙いだがどちらも駄目だた。その代わりに、クロツグミが撮影出来た。そして午後、伊吹山にドライブウェイで上がった。山頂はガスで視界が悪い。もちろんイヌワシの撮影は出来ない。午後から晴れずはずなので、まずは遊歩道を一回りして花の撮影をした。惨憺たるものだ。この時期、山上はお花畑が広がるはずだが、全く何もなくなかった。何が原因かわからないがさみしい限りだ。アカゲラとホオジロが撮影出来た。少しガスが晴れてきたので、イヌワシの出現に期待した。そして14時過ぎに北尾根の方から雄か雌かわからないが、飛んできた。巣に向かっているようだ。羽ばたきは一切せずすべて滑空で飛行している。上昇気流を巧みに利用しているようだ。ライブ配信の記録を見ると13:50に雄がヤマドリの雛を配達しているので、14:03の撮影はメスだと思う。

伊吹山山頂付近の風景 ガスがなかなかとれなかった。涼しくていいが、イヌワシが出ても撮影が難しい。風景撮影は手軽なVLOG用カメラ SONY ZV-1を使っている。vlog用に買ったものの、アウトドアで動きながら撮るにはやはりアクションカムが有利だ。なのでもっぱらこのカメラはスナップ用としての活用が多い。1型センサーのコンデジでレンズがf1.8-2.8と明るいので画質も悪くない。


動物撮影の撮影システムは今回、OM SYSTEM OM-1 レンズ OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 超望遠 マイクロ を使った。


飛翔シーンの撮影は、OM-1の鳥認識AFが被写体を離さなかった。もちろん撮影条件にも左右されるが








トビが来た 獲物を見つけたみたい。しかし、諦めた



