潮は引いていて干潟にカモメ、カモ、ウミウ、サギ類が集まっていた。西南の風、それほど強くない。晴天で穏やかな天気だった。こんな穏やかな日は、ミサゴがあまり出てきてくれない。ボラの気配もあまりないが、ウミアイサが数羽、浅瀬で騒いでいたので小魚でもいるのだろう。カモメ、カモ、ウミウはよく飛ぶが、肝心のミサゴが出てこない。鳥たちが動いているときはチャンスなのだが。すると対岸の葦原で、猛禽が低空飛行に気がついた。こんなに低く飛ぶのはチュウヒだ。ハイイロチュウヒ雌のようだ。対岸なので距離が200mはある。テレコンをつけてないが、付け替える余裕はない。レンズ600mF4とOM-1に任せる。距離は遠いがカメラは鳥を認識してくれた。ビデオか写真か迷ったが、とりあえず写真撮影。最初は獲物を見つけたようで、葦原の中に飛び込んだ。出てきたら今度はカラスのモビング。ようするに疑似攻撃というやつで、弱い物が集団で嫌がらせ。



















