紅葉の時期をねらい3日間で、八甲田山、岩木山、白神山地の登山を計画した。台風の影響が懸念されたが、夏の高気圧が踏ん張ってくれたので、後天に恵まれた。初日は移動を含み時間に制約があるので八甲田の周回ルートを選んだ。今年は紅葉が遅れているそうだが、八甲田は丁度1000m付近が毛無岱あたりが見頃を迎えていた。下山後、酸ヶ湯につかり弘前のホテルに入った。

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酸ヶ湯 この山域に不案内なので、山と渓谷社の花の百名山登山ガイドを参考にし、酸ヶ湯基点の周回ルートを辿ることにした。初日は自宅からのアプロート込みなので、時間的にもあまりゆとりがなく、コースタイムが丁度良かったので採択した。酸ヶ湯は温泉で有名なので、下山後の楽しみにして、登山道を入った。

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仙人岱  湯ノ沢を登ると仙人岱へ出た。広々とした湿地上の台地で、まず最初に正面に小岳が目が行った。山頂のように見えたが、左手が目指す八甲田大岳の山頂だった。

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毛無岱 「大岳に登ったら、帰りは是非反対側の井戸岳を経由して毛無岱も下ることをお勧めしたい。これほど美しい高原は滅多にない。豪華な絨毯を敷いたようなその原には、可憐な沼がいくつも点在し、その脇には形のいい這松が枝を広げている。。周囲には丈の低いアオモリトドマツが風情を添え、その結構な布置といい、背景の効果といい、まことに神の匠をつくした名園の趣がある。」と記している。名文だ。真似ができないので引用した。この季節に来て良かったと思った。

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http://photocb.sakura.ne.jp/html/2019/2019_10_01hakoda/2019_10_01.htm

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