GW前半は穂高か槍を計画していたが、天候不順で手軽な常念岳に変更した。好天が望めるのは28日と29日の午前のみで、天候に合わせて山域を決めた。この判断が功を奏し、北アルプスの展望台に立ち、素晴らしい眺望に恵まれた。

常念が遠くに見えている
雪渓登り
雪渓で見た虹

笠原沢の雪渓 ここで夏道を離れ雪渓を登る。傾斜がきついが一気に標高を稼ぎ常念乗越へ。小屋で受付をし休憩室で昼食をとった。Nさんは横通へ登ったが、我々は夕食まで小屋でまったりすごした。

北穗高岳

朝目を覚ますとガスが晴れいい天気になった。穂高連邦や槍が朝日に染まっていた。6時からの朝食を済ませ小屋を出た。乗越にザクをデポし山頂目指した。

前穂と奥穂

肩くらいまでは岩と残雪のミックスで歩きにくかったが、その先は雪面となり、適度に雪が固まっていたアイゼンで気持ちよく歩けた。高度を上げるにつれ、穂高方面の展望が広がってきた。気温はマイナス5度くらいで少し風があったので寒さを感じた。

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常念の山頂、北アルプスの展望台といっていいほどで、一歩下がって全体を一望できる位置にある。剣岳もよく見えていて、八ツ峰、長治郎雪渓も判別できるほどだった。この光景を目にするとまた剣に登りたくなってくる。

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山頂は以外と風が弱く、しばらく眺望を楽しんでから山頂を後にした。10時に乗越にもどり、小休止後下山を開始した。急傾斜の雪渓の降下は要注意で滑ったら止まりそうにない。雪はよく締まっていて順調に下り登山口には13時に到着した。

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