2012年8月16日〜18日
北鎌尾根を予定していたが、天候の悪化が懸念されたので、日本海に近い剱岳に転身した。気圧の谷に向かって暖かく湿った風が吹き込んでくる。山を駆け上がり水蒸気が露点に達すると霧となり雨になる。と理科の教科書には書いてある。移動性の高気圧が日本海を通過すると全誠意が南下し、逆に、低気圧が通過すると前線が北上する。少し衰退の傾向を示していた太平高気圧がまた、勢力をとりもどしてきそうだ。等圧線はなだらかになっているので大きな崩れはないが、どこに低気圧が発生してもおかしくない。天気予報ではどうやら、気圧の谷の位置との兼ね合いで、穂高あたりが分かれ目になりそうだ。果たして今週末はどうなるか。ということで、逃げ場所にない北鎌尾根は避けることにした。






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